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受験情報

全国6校しかない私立獣医学部。浪人するなら知っておきたい予備校選びの特殊事情
この記事では、獣医学部浪人の予備校選びについて、全国私立6校という特殊な受験市場における大手・獣医専門・コーチング各形態の実情と、選び方の視点を整理します。
浪人が決まってから予備校を探し始めると、獣医学部に特化した選択肢が思ったより少ないことに気づきます。医学部であれば専門予備校が全国にいくつもありますが、獣医学部となると話が変わります。
私立の獣医学科が設置されているのは全国で6校です。日本獣医生命科学大学、麻布大学、日本大学、北里大学、酪農学園大学、岡山理科大学。複数校を受験するとしても、この中から選ぶことになります。
受験する大学の数が少ないということは、対策の方向性を間違えたときのリカバリーが効きにくいということでもあります。予備校選びがより直接的に合否に影響しやすい構造があります。
私立獣医学部の難易度を正確に把握する
偏差値帯で見ると、日本獣医生命科学大学が62.5、麻布大学・日本大学が60〜62.5、北里大学・酪農学園大学が57.5、岡山理科大学が55.0です(河合塾2026年データ)。
「下位校なら簡単では」という感覚は危うい判断です。各大学の合格最低点は高く、科目ごとに大学特有の出題傾向もあります。
数学は計算力が問われる問題が多く、特に日本大学は時間制限が厳しいです。英語は大学によって差が大きく、日本獣医生命科学大学はアクセント問題、酪農学園大学は英作文の比重が高いです。化学は基礎的な内容を確実に仕上げることが前提で、生物は用語を自分の言葉で説明できるレベルの理解が求められます。
全大学に通じる対策と各大学への特化対策を両立する必要があり、1年間の計画設計がシンプルではありません。
大手予備校の実情
授業の質と教材の完成度という点では、大手予備校は水準が高いです。ただし、獣医学部受験に特化したカリキュラムは基本的に存在しません。
医学部や難関理系を想定した授業の中に、獣医学部受験生が混じって学ぶ形になります。
カリキュラムは良くも悪くも完成しきっており、汎用性の高いものになっている。
大学ごとの出題傾向への対応、獣医系に特化した面接・小論文の対策といった部分は、基本的に自分で補わなければなりません。自己管理ができていて、大学ごとの分析を自力でできる受験生であれば、授業の質という意味では悪くない選択肢です。しかし「獣医学部の特殊事情まで含めてサポートしてほしい」という場合には、物足りなさを感じる可能性が高いです。
獣医専門予備校の実情
獣医学部専門をうたう予備校は存在しますが、数が少なく、地域も限られています。入試傾向の分析は確かに大手より詳しいことが多く、面接や小論文の指導経験も持っているところがあります。
ただし、個別指導タイプでは講師の質に注意が必要です。獣医学部生をそのまま講師にしているケースがあり、指導経験が浅い、カリキュラムを設計する能力が低いという問題が起きやすいです。
「獣医学部に合格した先輩に教えてもらえる」という言葉の裏に、指導の質が担保されていない状況があることを念頭に置いてください。体験授業や無料相談の段階で、カリキュラムをどう設計するか、修正はどの頻度で行うかを直接確認することをお勧めします。
コーチング型の実情
参考書を使った自習を進めながら、コーチが週数回の面談で学習管理をする形態です。費用を抑えられる点は魅力ですが、コーチの質に大きな差があります。
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獣医学部受験に精通したコーチであれば、大学ごとの対策や参考書の選び方についても的確なアドバイスが期待できます。しかし、一般的な参考書ルートを提示するだけで終わるコーチに当たると、獣医学部特有の部分は何も補われません。担当者が獣医学部受験の指導経験を持っているかを事前に確認することが特に重要です。
形態より先に確認したいこと
予備校の形態を選ぶよりも先に、確認しておきたいことがあります。
- 志望校ごとの出題傾向に基づいてカリキュラムを設計してもらえるか
- 塾長・責任者が個々の生徒に直接関与しているか
- 計画のずれを週単位か毎日の頻度で修正してもらえるか
私立6校という限られた選択肢の中で、対策の方向性を間違えると1年が無駄になります。大学ごとの傾向分析ができているかどうかは、授業の質と同じくらい重要な判断基準です。
勉強計画は修正をしていくことが不可欠
ゴウカライズVETの指導について
ゴウカライズVETでは、代表の大北が獣医学部受験の指導を15年以上続けており、私立6校それぞれの出題傾向と合格ラインを把握した上でカリキュラムを設計しています。
英語・数学・理科それぞれの科目について、志望校ごとに対策の重点が変わる部分を整理した上で学習計画を立てます。
進捗が想定から外れた場合は、そのタイミングで計画を組み直します。すべてのやり取りに塾長が責任を持って関与する体制は、大手にも獣医専門の多くの個別塾にもない設計です。
また、学習サポートも徹底しています。LINEを用いて宿題のチェック、質問への解答など、生徒の学力向上のための努力は惜しみません。
一方で、この体制には制約もあります。塾長が全生徒の指導に直接関与するため、入塾できる人数には上限があります。また、校舎を持たないオンライン専門の塾のため、自習室が必要な場合は別途有料自習室の契約が必要です。ゴウカライズと有料自習室を併用している生徒もいます。
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