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獣医学部 難易度ランキング【国公立】

4 November, 2025

はじめに

獣医学部を目指す受験生の皆さんへ。本記事では国公立獣医学部の難易度を偏差値・倍率・科目配点などから総合評価し、ランキング形式でまとめました。単なる数値比較だけでなく、各大学の特色や強み、地域性を踏まえた解説を加えています。この記事を入口に、自分の学力レベルや得意科目、そして何より獣医師としての将来像とマッチする大学を見つけてください。




ランキング

1位 東京大学 理科Ⅱ類

  • 偏差値: 70.2(河合塾)
  • 募集定員: 532人(理科Ⅱ類全体)
  • 学費(6年間概算): 3,496,800円
  • 所在地: 東京都文京区本郷(1–2年は目黒区駒場)

一般入試

  • 共通テスト配点: 6教科8科目・1,000点→110点換算(情報Ⅰ必須)
  • 二次試験科目: 数学・理科(物理+化学)・外国語・国語
  • 共通テストボーダー: 89 %
  • 倍率: 3.5倍

学校推薦型選抜

  • 募集枠: 全学計100名の一部(理科Ⅱ類として若干名)
  • 選考方法: 書類・面接・小論文+共通テスト

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1位には日本最高学府の東京大学がランクイン。旧帝大の中でも群を抜いて高難易度で、多様な出題が特徴です。東京大学は入学時に理科Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ類を選択し、2年終了時の成績で学部・学科が決まる「進学選択」制度を採用しています。獣医課程は農学部獣医学専修(定員約30名・6年制)に設置されており、主に理科Ⅱ類から進学します。

重要なのは、入学後も厳しい競争が待っているという点です。理科Ⅱ類に合格したからといって必ず獣医課程に進学できるわけではなく、学内成績上位者のみが獣医学専修に進めます。そのため、入学後も継続的な努力が求められます。

研究面では基礎獣医学から臨床獣医学まで幅広い分野で世界トップレベルの研究が行われており、特に感染症研究や再生医療分野では国際的な成果を挙げています。卒業生の進路も多様で、臨床獣医師だけでなく、研究者、公務員、国際機関職員など幅広い分野で活躍しています。

2位 北海道大学 獣医学部 共同獣医学課程

  • 偏差値: 65.0(河合塾)
  • 募集定員: 35人〈前期20/後期15〉
  • 学費(6年間概算): 3,496,800円(入学金282,000+授業料535,800円×6年)
  • 所在地: 北海道札幌市北区

一般入試

  • 共通テスト配点: 6教科8科目(情報Ⅰ必須) 前期315点換算/後期465点換算
  • 二次試験科目: 前期:数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B・C,理科2科目,外国語(計450点) 後期:理科2科目(300点)+面接(200点)
  • 共通テストボーダー: 88 %
  • 倍率: 前期4.5倍/後期7.2倍

推薦・総合型選抜

  • 募集枠: 2025年度は実施なし(2027年度にフロンティア入試〈募集5名〉導入予定)
  • 選考方法: 未定(大学公表待ち)

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2位には旧帝大の北海道大学がランクイン。共通テストでは新課程対応により情報Ⅰが必須となりましたが、配点は前期315点、後期465点と圧縮率が高いのが特徴です。前期試験では数学Ⅲを含む数学全範囲と理科2科目・外国語で450点を課す一方、後期は理科重視+面接で人物評価が加わる構成となっています。

北海道大学の強みは、帯広畜産大学との共同教育による産業動物・野生動物分野の充実した研究環境です。札幌駅近くの広大なキャンパスと北海道の豊かな自然フィールドを生かした実習環境が大きな魅力となっています。特に大動物臨床や野生動物医学、寒冷地特有の感染症研究などに強みがあり、北海道という地の利を活かした教育が受けられます。

就職実績も高く、臨床獣医師はもちろん、公務員獣医師や研究職など幅広い分野で卒業生が活躍しています。札幌という都市の利便性と北海道の自然環境を両立できる点も、多くの受験生から支持される理由の一つです。

3位 岐阜大学 応用生物科学部 共同獣医学科

  • 偏差値: 62.5(河合塾)
  • 募集定員: 30人(前期26人/推薦4人)
  • 学費(6年間概算): 3,496,800円(入学金282,000+授業料535,800円×6年)
  • 所在地: 岐阜県岐阜市

一般入試情報

  • 共通テスト配点: 5教科7科目(情報Ⅰ必須)
  • 二次試験科目: 数学+理科1科目(物理・化学・生物から1)
  • 共通テストボーダー: 82 %
  • 倍率: 前期3.3倍(後期募集なし)

推薦入試情報

  • 募集枠: 学校推薦型選抜Ⅱ 4人
  • 選考方法: 小論文・面接・調査書+共通テスト

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中部地方の獣医学教育拠点である岐阜大学が3位にランクイン。2025年度は26名の前期募集で倍率は3.3倍にとどまりますが、共通テストで82%が求められる難関校です。二次試験は数学と理科1科目で負担は比較的軽いため、共通テストで高得点を確保できれば合格可能性が高まります。

岐阜大学の最大の特徴は、鳥取大学との共同獣医学科として運営されている点です。両大学の専門科目を履修できるため、幅広い知識と技術を習得できます。畜産業が盛んな岐阜県に位置するため、産業動物医療を実践的に学べる環境が整っています。特に牛や豚などの大動物臨床に強みがあり、実習施設も充実しています。

学校推薦型選抜Ⅱ(4名)は小論文と面接重視で、一般入試以外のルートを狙う受験生にも門戸が開かれています。地域の獣医療に貢献したい意欲のある学生には特に魅力的な選択肢となるでしょう。卒業生は中部地方を中心に産業動物臨床や公務員獣医師として活躍しており、地域に根ざした獣医師養成に力を入れています。

4位 東京農工大学 農学部 共同獣医学科

  • 偏差値: 60.0(河合塾)
  • 募集定員: 35人
  • 学費(6年間概算): 3,496,800円
  • 所在地: 東京都府中市晴見町

一般入試

  • 共通テスト配点: 6教科8科目・950点満点
  • 二次試験科目: 数学・理科(物理・化学・生物から2)・外国語
  • 共通テストボーダー: 85 %
  • 倍率: 前期:5.8倍、後期:19.8倍

学校推薦型選抜

  • 募集枠: 若干名(産業動物獣医師養成枠を含む)
  • 選考方法: 書類・面接・小論文+共通テスト

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4位には首都圏唯一の国立獣医系である東京農工大学がランクイン。山口大学との共同獣医学科として運営され、両大学の教育資源を活用した充実したカリキュラムが組まれています。特に産業動物医療に強みを持ち、実践的な臨床教育が特徴です。

2025年度前期の共通テストボーダーは85%、倍率は前期5.8倍・後期19.8倍と依然高水準です。定員は35人と狭き門で、学内競争も激しいですが、首都圏に位置する利便性から人気が高く、就職実績も優れています。

東京農工大学の魅力は、都心からのアクセスの良さと充実した研究施設にあります。府中キャンパスは緑豊かな環境にありながら、東京都心へのアクセスも良好です。また、産業動物獣医師養成枠など特色ある推薦制度も用意されているため、早期から志望校として検討している受験生は、推薦入試も視野に入れた対策が必要です。

卒業生は小動物臨床はもちろん、公務員獣医師や研究職、企業獣医師など多様な分野で活躍しています。首都圏で獣医学を学びたい受験生にとって、最も現実的な選択肢と言えるでしょう。

5位 岩手大学 獣医学部 共同獣医学科 ※2025年度から学部改組により獣医学部として独立

  • 偏差値: 60.0(河合塾)
  • 募集定員: 30人〈前期20 + 総合型10〉
  • 学費(6年間概算): 3,496,800円(入学金282,000+授業料535,800×6年)
  • 所在地: 岩手県盛岡市

一般入試

  • 共通テスト配点: 6教科8科目・950点満点
  • 二次試験科目: 数学・理科(物理/化学/生物から1)〈計400点+理由書20点〉
  • 共通テストボーダー: 83 %
  • 倍率: 前期:7.5倍(志願149/募集20)

総合型選抜Ⅱ

  • 募集枠: 一般枠8名・地域枠2名(計10名)
  • 選考方法: 面接200点・書類審査+共通テスト(950点)

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東北地方唯一の国立獣医系である岩手大学が5位にランクイン。2025年度から農学部から独立した獣医学部となり、組織体制が強化されました。定員は前期20名+総合型10名の計30名で変更なしです。共通テストは情報Ⅰを含む6教科8科目950点満点で、ボーダー83%と難関です。二次試験は数学と理科1科目の計400点に大学入学希望理由書20点が加わるため、志望理由の明確さも問われます。

岩手大学の強みは、北里大学との共同運営による充実した教育環境です。特に産業動物医学に強く、東北の畜産現場や公衆衛生を学べる実践フィールドが整っています。総合型選抜Ⅱには東北地域出身者向けの地域枠(2名)が設けられており、地元で獣医師として活躍したい学生には大きなチャンスとなっています。

盛岡市の恵まれた自然環境と最新研究施設を併せ持ち、落ち着いた環境で学修に集中できる点も魅力です。卒業生は東北地方を中心に産業動物臨床や公務員獣医師として活躍しており、地域に根ざした獣医師を志す受験生に最適な環境と言えるでしょう。

6位 宮崎大学 農学部 獣医学科

  • 偏差値: 62.5(河合塾・前期日程)
  • 募集定員: 30人〈前期20/後期10〉
  • 学費(6年間概算): 3,496,800円(入学金282,000+授業料535,800円×6年)
  • 所在地: 宮崎県宮崎市学園木花台西

一般入試

  • 共通テスト配点: 6教科8科目・1,000点(前期)/1,100点(後期)
  • 二次試験科目: 前期:数学・理科・英語から2〈計405点〉 後期:理科〈205点〉
  • 共通テストボーダー: 80%(前期)/83%(後期)
  • 倍率: 前期3.1倍/後期14.8倍

学校推薦型選抜(地域枠)

  • 募集枠: 2人(地域獣医師養成枠)
  • 選考方法: 共通テスト+面接・書類

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九州南部・畜産王国の宮崎に位置する宮崎大学が6位にランクイン。2025年度から農学部は改組されましたが、獣医学科は独立した定員30名体制を維持しています。偏差値は62.5、共通テストボーダーは前期80%、後期83%と全国平均を上回る難関ですが、二次試験は前期〈選択2科目〉・後期〈理科1〉と負担が比較的軽く、共通テスト重視の配点が特徴です。

宮崎大学の最大の特徴は、農学部獣医学科として単独で運営されており、鹿児島大学との「共同獣医学部」とは別組織である点です。宮崎県の強みである産業動物医療や人獣共通感染症研究に注力しており、家畜防疫や公衆衛生分野の就職実績が高いことで知られています。

推薦入試では地域枠2名を設けており、卒業後に宮崎県獣医師として活躍する意思が求められます。温暖な気候と広大な牧場実習フィールドを活かした実践教育が魅力で、特に牛や豚などの産業動物臨床に興味がある受験生には最適な環境です。また、アフリカ豚熱(ASF)などの越境性動物感染症研究でも国際的な成果を挙げており、研究志向の学生にも魅力的な選択肢となっています。

7位 山口大学 共同獣医学部 獣医学科

  • 偏差値: 60.0(河合塾)
  • 募集定員: 30人〈前期21/後期6/推薦3〉
  • 学費(6年間概算): 3,496,800円(入学金282,000+授業料535,800×6年)
  • 所在地: 山口県山口市吉田

一般入試

  • 共通テスト配点: 6教科8科目・1,000点満点
  • 二次試験科目: 数学・理科(物理/化学/生物から1)〈計400点〉
  • 共通テストボーダー: 80%
  • 倍率: 前期6.0倍/後期16.3倍

学校推薦型選抜Ⅱ

  • 募集枠: 3人
  • 選考方法: 調査書・推薦書・志望理由書・小論文・面接+共通テスト

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中国地方唯一の国立獣医系である山口大学が7位にランクイン。偏差値60.0、共通テストボーダー80%と難関ですが、二次試験は数学+理科1科目の計400点のみで共通テスト重視の配点が特徴です。前期倍率6.0倍に対し後期は16.3倍と激戦になるため、後期を狙う場合は特に万全の準備が必要です。

山口大学の最大の特徴は、東京農工大学との共同獣医学部として運営されている点です。両大学の研究施設を相互活用したカリキュラムにより、幅広い知識と技術を習得できます。山口県は畜産・養鶏が盛んなため、産業動物臨床や公衆衛生分野の実践教育が充実しています。

吉田キャンパスは豊かな自然に囲まれ、落ち着いた環境で学修に集中できるほか、学外実習では瀬戸内と日本海に挟まれた多様な動物資源を扱える点も大きなメリットです。卒業生は中国・四国地方を中心に産業動物臨床や公務員獣医師として活躍しており、地域医療に貢献したい学生には適した環境と言えるでしょう。

8位 鹿児島大学 共同獣医学部 獣医学科

  • 偏差値: 60.0(河合塾:前期a 57.5/前期b 62.5)
  • 募集定員: 30人〈前期a10+前期b10+後期2+推薦8〉
  • 学費(6年間概算): 3,496,800円〈入学金282,000+授業料535,800×6年〉
  • 所在地: 鹿児島県鹿児島市

一般入試

  • 共通テスト配点: 前期a:6教科8科目・920点 前期b:6教科8科目・460点
  • 二次試験科目: 数学・理科(物理/化学/生物から1)・外国語
  • 共通テストボーダー: 前期a:80% 前期b:73%
  • 倍率: 前期a:2.8倍、前期b:27.2倍、後期:24.0倍

学校推薦型・総合型選抜

  • 募集枠: 学校推薦型選抜Ⅱ:2人/総合型選抜(自己推薦型):6人
  • 選考方法: 学校推薦型:共通テスト+面接・小論文 総合型:共通テスト+面接・講義型試験

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南九州・畜産県の鹿児島に位置する鹿児島大学は、山口大学との共同獣医学部として運営されています。2025年度から新課程に対応し、共通テストは6教科8科目(情報Ⅰ必須)へ移行しました。

鹿児島大学の最大の特徴は、前期試験で配点構成が対照的なa(共通テスト重視)b(個別重視)の2パターンを実施していて、b日程は個別試験1,200点という高配点に受験生が集中し倍率27.2倍と全国最高レベルになっています。一方でa日程は倍率2.8倍と比較的低めですが、ボーダーは80%と依然高水準です。後期は募集2名に対し24.0倍と狭き門となっています。

推薦系は学校推薦型5名に加え、産業動物獣医師を志望する受験生を対象にした地域枠特別選抜(若干名)を設置しています。どちらも共通テスト+人物評価重視で、実践志向の獣医師育成を図っています。温暖な気候と豊かな畜産資源を背景に、産業動物臨床や越境性動物疾病研究、離島医療など地域特有の課題に実践的に取り組める点が魅力です。

受験戦略としては、個別試験への対策有無で難易度が大きく変動するため、自分の得意分野に合わせた日程選択がカギとなります。特に数学・理科に自信がある受験生はb日程、共通テストに自信がある受験生はa日程を選択するなど、戦略的な出願が求められます。

9位 大阪公立大学 獣医学部 獣医学科

  • 偏差値: 60.0(河合塾)
  • 募集定員: 40人〈前期35/推薦5〉
  • 学費(6年間概算): 4,606,800円〈府内在住者〉/4,706,800円〈府外〉
  • 所在地: 大阪府泉佐野市(りんくうキャンパス)

一般入試

  • 共通テスト配点: 6教科8科目・850点満点(情報Ⅰを含む)
  • 二次試験科目: 数学・理科〈物理/化学/生物から2〉・外国語 ※配点:理科300+数学200+外国語200=700点
  • 共通テストボーダー: 81%
  • 倍率: 4.5倍(志願158/募集35)

学校推薦型・特別選抜

  • 募集枠: 学校推薦型選抜:5人/産業動物獣医師地域枠特別選抜:若干名
  • 選考方法: 共通テスト+書類審査(活動報告書等)+小論文+面接

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関西唯一の公立獣医学部である大阪公立大学は、2025年度も前期35名のみの一発勝負となります。共通テストは新課程対応で6教科8科目・850点、個別は3教科4科目・700点配点と、公立大らしく共通テストと二次がほぼ拮抗するバランス型です。ボーダーは81%、倍率は4.5倍と首都圏や国立勢に比べ穏当ですが、都市圏志望者が集中し年々競争が激化しています。

推薦系は学校推薦型5名に加え、産業動物獣医師を志望する受験生を対象にした地域枠特別選抜(若干名)を設置しています。どちらも共通テスト+人物評価重視で、実践志向の獣医師育成を図っています。学費は国立よりやや高いですが府内在住者は入学料10万円減額と負担が抑えられる点も魅力です。

泉佐野市のりんくうキャンパスは関西空港に近く、臨床実習用の大型動物施設や高度感染症研究施設を完備しています。都市近郊でありながら畜産集積地へのアクセスも良く、伴侶動物から産業動物、公衆衛生まで幅広く学べるハイブリッド環境が魅力です。関西圏で獣医学を学びたい受験生にとって、最も現実的な選択肢と言えるでしょう。

10位 鳥取大学 農学部 共同獣医学科

  • 偏差値: 60.0(河合塾)
  • 募集定員: 35人(前期30/推薦5)
  • 学費(6年間概算): 3,496,800円(入学金282,000+授業料535,800×6年)
  • 所在地: 鳥取県鳥取市

一般入試

  • 共通テスト配点: 6教科8科目・920点満点(情報Ⅰ必須)
  • 二次試験科目: 数学・理科(物理/化学/生物から1)・外国語〈各200点×3=計600点〉+調査書等40点=640点
  • 共通テストボーダー: 75%
  • 倍率: 6.1倍(志願184/募集30)

学校推薦型選抜Ⅱ

  • 募集枠: 5人
  • 選考方法: 共通テスト(900点)+面接200点+調査書・推薦書ほか〈計評価〉

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中国・四国地方で唯一、岐阜大学と共同で運営する獣医学科が10位にランクインしました。2025年度から新課程化に伴い共通テストは6教科8科目・920点へ拡大し、理科は基礎科目が選択不可となりました。一方、個別試験は数学+理科1+英語の3教科計640点と国立獣医系ではやや高い配点比率を占めるため、二次対策の有無で合否が分かれる傾向があります。

出願者は前年106人→184人へ急増し倍率は2.8倍→6.1倍に跳ね上がりましたが、ボーダーは75%で据え置きとなっています。実質難易度は上昇傾向にあるため、油断は禁物です。推薦は学校推薦型Ⅱで5名のみで、共通テストに加え面接・小論文で学習意欲や適性が厳しく評価されます。

鳥取県の豊かな自然環境を活かし、産業動物医療と野生動物医療を両輪としたフィールド実習が充実しています。山陰地方の家畜防疫や希少動物保全など地域課題に密着した教育が特色で、地域に根ざした獣医師を目指す学生に適した環境です。首都圏・京阪神からのアクセスは容易とは言えませんが、学内の少人数制と共同研究施設を活用してじっくり学びたい受験生に格好の環境と言えるでしょう。

11位 帯広畜産大学 畜産学部 共同獣医学課程

  • 偏差値: 60.0(河合塾)
  • 募集定員: 40人〈前期30/後期10〉
  • 学費(6年間概算): 3,496,800円(入学金282,000+授業料535,800×6年)
  • 所在地: 北海道帯広市

一般入試

  • 共通テスト配点: 6教科8科目・660点満点
  • 二次試験科目: 前期:数学・理科(物理/化学/生物から1)・外国語〈計600点〉 後期:面接〈200点〉
  • 共通テストボーダー: 80%
  • 倍率: 前期4.2倍/後期9.8倍

学校推薦型選抜

  • 募集枠: 学校推薦型選抜Ⅱ:若干名
  • 選考方法: 共通テスト+面接・小論文

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北海道十勝平野の中心都市・帯広に位置する帯広畜産大学が11位にランクイン。偏差値60.0、共通テストボーダー80%と難関ですが、前期倍率4.2倍と比較的挑戦しやすい数値となっています。一方、後期は面接のみの選考で倍率9.8倍と競争が激しくなります。

帯広畜産大学の最大の強みは、日本最大の畜産地帯・十勝に位置する立地を活かした実践的な産業動物医療教育です。北海道大学との共同獣医学課程として運営されており、両大学の教育資源を活用した質の高い教育が受けられます。特に大動物臨床と食の安全に関わる公衆衛生分野に強みがあり、実習施設も充実しています。

キャンパスは広大な敷地に最新の研究施設が整備され、落ち着いた環境で学修に集中できます。卒業生は北海道を中心に産業動物臨床や公務員獣医師として活躍しており、特に大動物臨床や公衆衛生分野に興味がある受験生には最適な環境と言えるでしょう。冬季の厳しい気候はありますが、それを上回る教育環境の充実度が魅力です。


受験対策アドバイス

共通テスト対策

国公立獣医学部を目指す場合、共通テストで80%以上の得点率を目標にしましょう。特に2025年度入試からは情報Ⅰが必須となる大学が多いため、早めの対策が必要です。

獣医学部の共通テストは6教科8科目が基本となりますが、大学によって配点比率が大きく異なります。例えば鹿児島大学の前期a・bのように、同じ大学でも日程によって共通テストの比重が変わる場合もあるため、自分の得意不得意に合わせた出願戦略が重要です。

二次試験対策

二次試験は大学によって科目数や配点が大きく異なります。例えば東京大学は4教科、北海道大学前期は3教科、岐阜大学は2教科と、大学ごとに負担が変わります。自分の得意科目構成に合った大学選びが合否を分けるポイントになります。

特に理科については、物理・化学・生物から1科目を選択できる大学が多いですが、中には2科目必須の大学もあります。自分の得意な理科科目で勝負できる大学を選ぶことも戦略の一つです。

推薦・総合型選抜

国公立獣医学部では、推薦・総合型選抜の枠が限られていますが、地域枠産業動物獣医師養成枠など特色ある選抜制度を設けている大学もあります。これらは競争率が一般入試より低い場合もあるため、条件に合致する受験生は積極的に検討すべきでしょう。

ただし、ほとんどの大学で共通テストが課されるため、学力水準は一般入試と大きく変わりません。面接や小論文対策も必要となるため、早めの準備が重要です。

併願戦略

国公立獣医学部は倍率が高く、合格が難しいため、私立獣医学部との併願を検討することをお勧めします。特に前期日程で不合格になった場合に備え、後期日程や私立大学の一般入試(2月下旬〜3月)を視野に入れた受験計画を立てましょう。

また、国公立大学の中でも前期・後期の設定がある大学は、両方に出願することで合格チャンスを広げられます。ただし、後期は募集人員が少なく倍率が高くなる傾向があるため、前期での合格を第一目標にすべきです。


まとめ

国公立獣医学部は、高い学力水準と明確な志望動機が求められる難関学部です。単に偏差値だけでなく、各大学の特色や強み、地域性を踏まえた解説を加えています。この記事が皆さんの志望校選びの一助となり、獣医師という素晴らしい職業への第一歩になることを願っています。

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