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埼玉医科大学 面接対策:「調査書の隅」まで見られる恐怖〜評定・欠席・筆跡への鉄壁防御〜

    20 December, 2025

    こんにちは!オンライン学習塾 ゴウカライズです!

    「君、スポーツが得意そうに見えるけど、体育の評定が低いのはなぜ?」
    「字がとても綺麗だね(あるいは、雑だね)。何か習っていたの?」
    「欠席日数が2年生の時だけ多いけど、健康に問題があるの?」

    これらはすべて、埼玉医科大学の面接で実際に聞かれた質問です。
    多くの受験生は、主要5教科の成績や志望動機ばかり気にしがちです。
    一方で埼玉医科大の面接は、調査書(成績・欠席・活動歴など)を手がかりに質問が広がることがあるため、“主要科目以外”も一度は見直しておくと安心です。

    なぜ、そんな“細かいところ”まで話題になるのか?
    それは、大学が掲げる建学の理念やアドミッション・ポリシーに照らして、誠実さ(受け答えの一貫性)や自己管理(健康面の説明力)、そして協調性(チームで動けるか) を見ようとしている——と考えると対策が立てやすくなります。」

    本記事では、こうした少し意地悪にも聞こえる「突っ込み質問」に対する、鉄壁の防御策とリカバリー方法を解説します。

    ゴウカライズでは面接対策の記事を他にも書いています。こちらからご覧ください!

    https://note.com/goukalize/n/n4842ff92cda9

    また、面接に関する疑問や、その他にわからないことがありましたら、公式ラインまでお気軽にご相談・ご質問ください。
    無理な勧誘はありません。

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    埼玉医科大学の面接まとめ記事

    https://note.com/goukalize/n/nd13d780ae135

    上記の記事では、その他の詳細記事のリンクや、過去質問例などがまとめられています。


    「体育の評定」攻撃を防ぐ

    埼玉医科大のユニークな質問の一つが、これです。

    「スポーツが出来そうに見えるのに、体育の成績だけがあまり良くないのはなぜ?」

    これは単に運動神経の話をしているのではありません。「不得意なことに対する取り組み姿勢」を見ています。

    NG回答

    • 「先生と仲が悪かったからです」(他責思考は最悪です)
    • 「運動は嫌いなのでサボっていました」(誠実さ欠如)

    OK回答(リフレーミング)

    「正直に事実を認め、努力のプロセスを語る」 のが正解です。

    「はい、ご指摘の通り、実は球技が苦手で、実技テストでは思うような結果が出せませんでした。
    しかし、授業を休んだり手を抜いたりは決してせず、準備体操の号令係を進んで引き受けるなど、チームの一員として貢献できるよう努めました
    医師になってからも、自分の苦手な分野があっても逃げず、チーム医療の中で自分にできる役割を全うしたいと考えています」

    このように答えれば、評定が低いことさえも「誠実さ」のアピール材料に変えることができます。


    「字の綺麗さ/雑さ」への対応

    「字が綺麗ですが、何かやっていたのですか?」
    (逆に「字が雑だね」と言われることもあります)

    これも、単なる書道の話ではありません。「読み手(患者さんや多職種)への配慮」 を見ています。

    字が綺麗な場合

    単に「書道を習っていました」で終わらせず、こう付け加えましょう。

    「ありがとうございます。書道の経験もありますが、『読む人に伝わるように』 と常に心がけて丁寧に書くようにしています。将来、カルテを書く際も、他のスタッフに誤解を与えないよう、丁寧さを大切にしたいです。」

    字が雑だと指摘された場合

    ムッとしてはいけません。素直に反省を示し、改善の意思を伝えます。

    「ご指摘の通り、急ぐと字が乱れてしまう癖があります。医師としての記録は『正確に伝わること』が命ですので、今後は一文字一文字、相手のことを思って丁寧に書くよう、強く意識して矯正してまいります。」

    これは、建学の理念「師弟同行(素直に教えを乞う姿勢)」 にも通じる態度です。


    「欠席日数」と健康問題

    医学部は実習がハードなため、体力や精神力がない学生は敬遠されます。
    欠席日数が“目立つ”場合は、面接で理由を尋ねられることが多いです。
    ただし、『年間10日以上』のような一律の基準が公式に示されているわけではないので、あなたの調査書の数字を見て“説明が必要そうな箇所”を準備しておきましょう。

    戦略:完治と再発防止のアピール

    「風邪をひきやすくて…」だけでは不安を与えます。

    「高校2年の時に体調を崩し欠席が増えましたが、現在は完全に回復しており、3年生では無遅刻無欠席です。体力作りのために毎朝ジョギングも続けており、大学での実習に耐えうる体力は十分にあると自負しています。」

    このように、「現在は問題ない(完治)」+「再発防止策(体力作り)」 をセットで提示することで、不安を払拭してください。


    「話し方」と「立ち居振る舞い」の防御術

    調査書の内容だけでなく、当日の「振る舞い」も防御の対象です。
    埼玉医科大は「コミュニケーション能力」を重視しますが、これは「流暢に喋ること」ではありません。

    早口 vs 沈黙

    • 早口な人: 「君、早口だね。患者さんにもそう喋るの?」と突っ込まれます。
      • 対策:「申し訳ありません。緊張してしまいました。深呼吸して、ゆっくりお話しします」とその場で修正する素直さを見せればOKです。
    • 沈黙してしまう人: 思考停止はNGです。
      • 対策:「少し考えを整理させていただいてよろしいでしょうか」と断りを入れれば、数秒の沈黙は許されます。

    突発的な質問への対応(Unexpected Questions)

    年によっては、定番の志望理由だけでなく、その場で整理して話すタイプの“変化球”質問が入ることもあります。
    (例:最近の医療トピックを複数挙げて説明、旅行先を1分でPR など)
    これは「ユーモアのセンス」を見ているのではなく、「予想外の事態でもパニックにならず、相手を楽しませようとするサービス精神(=患者さんへの配慮)」 を見ています。
    スベっても構いません。「私の失敗談なんですが…」と、人間味のあるエピソードを笑顔で話せれば合格です。


    「得意教科・不得意教科」と調査書の関係

    調査書の成績一覧を見ながら、

    「得意教科、不得意教科は何か。」
    「調査書の内容について(成績の推移など)。」

    と聞かれます。
    ここで、調査書の数字と矛盾することを言ってはいけません。
    「生物が得意です」と言ったのに、生物の評定が「3」だったら、「え?」となります。

    戦略:客観的数字と主観的好き嫌いの整理

    成績が悪いものを「得意」と言いたい場合は、工夫が必要です。

    「成績(評定)としては物理が一番良いのですが、個人的に熱中して勉強しているのは生物です。人体の仕組みの複雑さに魅力を感じており、大学に入ってからは、この好奇心を武器に基礎医学を深く学びたいです。」

    これなら、成績との矛盾を回避しつつ、建学の理念第2項にある『自らが考え、求め、努め…』 に通じる“主体性”(その一部としての好奇心も含む)をアピールできます。


    建学の理念「師弟同行」を証明するエピソード

    最後に、建学の理念の第3項「師弟同行の学風」について。
    これは「先生についていきます」という従順さだけでなく、「先輩や仲間から謙虚に学び、共に高め合う姿勢」 を指します。
    面接でこれを証明するには、以下のようなエピソードを用意しておくと強いです。

    • エピソードの型:
      1. 失敗: 「部活で独りよがりなプレーをして試合に負けた」
      2. 助言: 「先輩から『周りを見ろ』と叱られた」
      3. 受容: 「最初は反発したが、ビデオを見返して先輩の言葉が正しいと気づいた」
      4. 変化: 「それ以来、仲間の動きを最優先にするようになり、チームの連携が向上した」

    この「叱られて、反省して、変わった」というプロセスこそが、師弟同行を体現できる学生の証です。


    調査書のマイナスは「面接票」で先手を打つ

    ここまで解説したような「調査書の痛いところ」は、面接で聞かれるのを待つのではなく、2次当日に記入する『面接票』で、必要な範囲だけ“背景と改善”を先に整理しておくと話がスムーズになることがあります。
    ※ただし募集要項上、面接票は“判定には使用しない” とされています。あくまで“面接で説明しやすくするための下準備”として使いましょう。

    https://note.com/goukalize/n/n6bc05d70d024

    詳しくは上記記事を復習してください。


    まとめ:「師弟同行」=素直さ

    埼玉医科大学の面接は、複数名の面接官で行われる形が報告されており、完璧さよりも“受け答えの誠実さ”や“伸びしろ”が見られます。
    だからこそ、欠点をごまかすより、素直に説明して改善の姿勢を示す方が強いです。
    誰にでも欠点や苦手なことはあります。
    重要なのは、それを隠したり嘘をついたりせず、素直に認めて努力できるか(誠実さ) です。

    建学の理念にある「師弟同行の学風」 とは、師匠と弟子が共に歩むこと。
    つまり、自分の非を認め、他者の助言を素直に受け入れられる「可愛げのある弟子(学生)」こそが、求められているのです。

    調査書の隅々まで見られることを恐れず、ありのままの自分を誠実に伝える勇気を持って面接に臨んでください。


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