
Blog
受験情報

【日本大 医学部】カリキュラムから語る志望動機—「良き臨床医」を育てる3つの教育特徴
こんにちは!オンライン学習塾 ゴウカライズです!
「日大医学部のカリキュラムの特徴って何ですか?」
「『良き臨床医』を育てると書いてあるけど、具体的にどう教育しているの?」
面接で必ずと言っていいほど与えられる「本学の教育への関心」を問う質問。
パンフレットに載っている「6年一貫教育」や「少人数制」といった言葉をただ並べるだけでは、面接官には響きません。
なぜなら、どの大学も似たようなことを書いているからです。
特に日本大学医学部は、伝統的に「臨床に強い」大学として知られていますが、具体的にどのようなプログラムが実践力を支えているのかを詳細に理解している受験生は意外と少ないのが現状です。
しかし、日大は「日本大学教育憲章」に基づき、明確な教育目標を持っています。それを知らずに受験するのは、地図を持たずに登山するようなものです。
重要なのは、「日大独自の教育システムが、自分の目指す医師像にどう必要不可欠なのか」を論理的に語ることです。
この記事では、日大医学部が誇る3つの教育の柱(チュートリアル、臨床実習、研究+α)を深掘りし、それを志望動機に変換するためのポイントを徹底解説します。
ゴウカライズでは面接対策の記事を他にも書いています。
別の大学についての特集記事も執筆しています。
こちらからご覧ください!
https://note.com/goukalize/n/n4842ff92cda9
また、公式LINEでは無料相談を受付中です。面接対策の進め方についても気軽にご相談ください!
無理な勧誘はありません。
日本大学医学部の面接対策のまとめ記事はこちら
https://note.com/goukalize/n/n8ebbe45d0411
以上の記事では、日本大学の面接対策の全てを解説しています。
日本大学の面接対策記事はまとめ記事+詳細記事4つの全5記事からなり、いまご覧の記事はその詳細記事の1つです。
まずはまとめ記事で全体像をご覧ください。
特徴1:実践力を鍛える「チュートリアル教育」
日大医学部の教育において、最大の特徴の一つが「チュートリアル教育」(PBL:Problem Based Learning)です。
これは、従来の講義形式(先生の話をただ聞く)とは全く異なる、能動的な学習スタイルです。
どんな授業なのか?
少人数のグループに分かれ、実際の症例シナリオ(例:「急な腹痛を訴える患者さんが来ました」)をもとに、学生自身が「何が問題か」「知識の不足はどこか」を議論し、自ら調べて解決策を導き出します。
教員はあくまで「チューター(進行役)」に徹し、答えを教えることはしません。
このプロセスは、実際の臨床現場で医師が行っている思考プロセスそのものです。教科書には「腹痛の治療はこれ」と書いてありますが、現実の患者さんは「お腹が痛い」と言って来るだけで、病名は書いてありません。
そこから必要な情報を集め、鑑別診断を行い、治療方針を決める。
日大医学部では、段階的に“考える訓練”を積み上げていく設計になっています。たとえば2年次に問題基盤型学習の導入科目があり、さらにPBLテュートリアルなどを通して、症例ベースで考える力を磨いていきます。
(カリキュラム概要:https://www.med.nihon-u.ac.jp/resource/pdf/kyouiku/curriculum28_1.pdf )
また、自分たちで学習目標を設定し、図書館やインターネットで情報を収集し、それを持ち寄って議論するというサイクルは、生涯学習の基盤となります。
面接でこう語る!
ここで思い出してほしいのが、日大の理念「自主創造」です。
チュートリアル教育は、まさに「自ら学び、自ら考える」を実践する場です。
回答例
「私は貴学のチュートリアル教育に強く惹かれています。高校時代の探究学習で、与えられた知識を覚えるだけでなく、仲間と議論して答えを創り出す面白さを学びました。
貴学のチュートリアル教育を通じて、現場で直面する未知の症例に対しても、チームで協力して(日大マインド)、『自ら考え』最適解を導き出せる医師になりたいと考えています」
このように、「高校時代の経験(アクティブラーニング等)」と「チュートリアル教育」を接続させると、非常に説得力が増します。

特徴2:現場主義を貫く「臨床実習(クリニカル・クラークシップ)」
「日大は臨床に強い」とよく言われますが、それを支えているのが充実した附属病院群と、実践重視の臨床実習です。
診療参加型実習とは?
日大では、従来の「見学型」ではなく、クリニカル・クラークシップ(診療参加型臨床実習)を重視しています。
学生も医療チームの一員として、問診や基本的処置などの医療行為(指導医の監督下)に参加します。
特に、特定機能病院である日本大学医学部附属板橋病院を中心に、高度先進医療から地域医療まで幅広い症例に触れることができます。
板橋病院は以前より救命救急センターとしても有名であり、重篤な患者さんが運び込まれる緊迫した現場を肌で感じることは、医師としての自覚を強烈に喚起します。
また、日大は駿河台の日本大学病院や、地域の関連病院とも連携しており、先端医療だけでなく、地域に根差したプライマリ・ケアまで幅広く経験できるのが強みです。
面接でこう語る!
ここでは、「なぜ座学だけではダメなのか」という視点を持つことが大切です。
回答例
「私は、知識だけでなく、患者さんの痛みに寄り添える実践力を持った医師になりたいです。
貴学の豊富な附属病院でのクリニカル・クラークシップでは、早期から実際の患者さんと接することができます。教科書には載っていない、患者さんごとの生活背景や不安に触れることで、真の意味での『良き臨床医』としての態度を養いたいと考え、志望しました」
「あえて厳しい現場に身を置きたい」という成長意欲をアピールしましょう。

特徴3:探究心を育む「研究マインド」の育成
「臨床医になりたいから、研究は関係ない」と思っていませんか?
それは大きな間違いです。日大医学部では、臨床医であっても「リサーチマインド(科学的な探究心)」を持つことを重視しています。
研究への扉が開かれている
日大では、学生が研究活動に参加できる機会(選択コースや研究室配属など)が用意されています。
医学は常に進化しており、今日の標準治療が明日には古くなることもあります。
目の前の患者さんを救うためには、常に最新の論文を読み(英語力も必要!)、新しい知見を取り入れる姿勢が不可欠です。
日大医学部は「日本大学医学雑誌」を発行するなど、学術活動も活発であり、学生のうちから学会発表を行うチャンスもあります。
日大医学部では、学生が研究室に配属されて研究に取り組む科目が用意されており、テーマ設定から成果のまとめまで、研究の流れを実体験できます。研究発表や論文作成に挑戦する学生もいるため、興味がある人は、具体的な実績や指導体制を大学の案内・研究室情報で確認しておくと安心です。
英語教育と国際交流
研究を行う上で避けて通れないのが英語です。日大では、実践的な医学英語教育にも力を入れています。
低学年のうちから医学英語に触れ、海外の論文を読み解く基礎力を養います。
また、海外の大学との交換留学プログラムも充実しており、グローバルな視点を養うことができます。
「私は将来、海外の論文から最新の知見を得るだけでなく、自らの臨床経験を世界に発信できる医師になりたいです」と語れば、日大マインドの「自ら発信する力」と合致し、非常に高い評価を得られるでしょう。
面接でこう語る!
ここでは、「臨床と研究の架け橋」になる姿勢を示すと高評価です。
回答例
「私は将来、臨床医として働きながらも、常に医学の進歩に貢献できる医師でありたいです。
貴学では学生時代から研究に触れる機会があり、『なぜそうなるのか?』を科学的に突き詰めるリサーチマインドを養えると伺いました。臨床上の疑問を研究で解決し、それをまた患者さんに還元できる(自ら道をひらく)、そのような循環を作れる医師を目指します」

特徴4:医療倫理とプロフェッショナリズム
日大医学部が重視しているもう一つの柱が、「医療倫理」と「プロフェッショナリズム」の教育です。
技術だけあっても、倫理観のない医師は社会から信頼されません。
医の倫理を学ぶ
1年次から「医学序論」や「行動科学」といったカリキュラムを通じて、医師としての在り方、患者さんの権利、生命の尊厳について深く学びます。
また、日大独自の「日本大学マインド」を学ぶ講義もあり、自校の歴史や建学の精神を通じて、社会人としての素養を身につけます。
面接では、「技術だけでなく、倫理観を持った医師になりたい」と語ることで、人間性への評価を高めることができます。
災害医療への貢献
日大医学部附属板橋病院は、東京都の災害拠点病院であり、DMAT(災害派遣医療チーム)指定病院でもあります。
DMATとは、大規模災害や事故の現場に迅速に駆けつけ、急性期の医療活動を行うチームのことです。チーム数は時期により変動しますが、2025年4月1日現在で1,840チームが研修修了として示されています。
(出典:厚生労働省「厚生労働白書(令和7年版)」 https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/25/dl/2-06.pdf )
災害医療は、限られたリソースの中でトリアージ(優先順位付け)を行い、最善を尽くす判断力と、強靭な精神力が求められます。
災害拠点病院である板橋病院で学ぶことで、平時の救急医療はもちろん、有事の際にも冷静にリーダーシップを発揮できる医師としての素養を養うことができます。
「災害時にリーダーシップを発揮できる医師になりたい」という志望動機は、日大の教育環境と非常に相性が良いです。

その他の強み:総合大学だからこそのチーム医療(IPW)
現代の医療は、医師だけでなく看護師、薬剤師、理学療法士などが連携する「チーム医療」が基本です。
日大は、薬学部、松戸歯学部、歯学部、生物資源科学部(獣医学科)、文理学部(心理学科など)を持つ総合大学です。
学部連携教育(IPW/IPE)を通じて、他職種の専門性を理解し、尊重する姿勢を学生時代から身につけることは、いま医療界全体で重視されています。そのうえで日大は、総合大学として学部の幅が広いぶん、学部横断の学びを設計しやすいのが強みです。
他学部の学生と共に課題解決に取り組む授業では、医学部だけの閉じた環境では得られない刺激を受けることができます。
例えば、高齢化社会における在宅医療や、パンデミック時の感染症対策など、多角的な視点が必要なテーマについて、他学部の学生と議論することは、将来のチーム医療の予行演習となります。
これらを「あなたの物語」にするために
以上の特徴(チュートリアル、臨床実習、研究、倫理、災害医療、チーム医療)は、どれも日大の「自主創造」という理念に基づいています。
面接では、これらを羅列するのではなく、あなたの「過去」や「未来」とリンクさせることが重要です。
- 過去(原体験):
「部活でチームワークの大切さを学び、それぞれの役割を尊重することの重要性を痛感しました」
→ だから「総合大学での多職種連携教育」が魅力的だ。 - 未来(医師像):
「地元が災害に見舞われた経験から、いざという時に動ける医師になりたい」
→ だから「災害医療に強い日大」で学びたい。
このように、「日大の教育システムこそが、私の理想を実現するための最高の環境だ」と論理的に主張してください。
頻出の関連質問と回答のヒント
教育カリキュラムに関連する、面接でよくある質問です。
Q. 基礎医学と臨床医学、どちらに興味がありますか?
回答のヒント
正直に答えて構いませんが、日大は「良き臨床医の育成」を掲げているため、臨床への興味を軸にしつつ、「基礎医学はその土台として不可欠なので、低学年のうちからしっかり学びたい(またはリサーチマインドを持って学びたい)」とバランス良く答えるのが無難です。
Q. 苦手な科目はありますか?入学後どう克服しますか?
回答のヒント
「物理が苦手ですが…」と正直に認めつつ、「貴学のチュートリアル教育のように、友人たちと教え合いながら(自ら学ぶ)、克服していきたいです」と、大学のシステムを活用する姿勢を見せると、「この大学のことをよく調べているな」と思わせることができます。
Q.(他大学との比較で)なぜ日大のカリキュラムが良いのですか?
回答のヒント
「多くの大学でPBLは導入されていますが、貴学は特に『自主創造』の理念のもと、学生の主体性を徹底して重視している点に惹かれました。受け身ではなく、自分たちで課題を見つけるスタイルが、私の性格(あるいは磨きたい能力)に合っていると感じました。また、総合大学として他学部と連携できる環境は他にはない魅力です」
まとめ
日大医学部の教育は、ただ国家試験に受かればいいというものではありません。
「自ら考え、行動できる医師(Autonomous Doctor)」を育てるための、計算されたシステムです。
この意図を理解し、自分の言葉で「ここで学びたい!」という熱意を伝えれば、面接官は必ずあなたを受け入れてくれるはずです。
次は、特に質問が厳しくなる「地域枠(新潟・埼玉など)」の対策について解説します。
地域枠志望者はもちろん、一般枠の方も「地域医療」についての考えを整理するために必読です。
https://note.com/goukalize/n/nad6d2a4c29cf
【無料相談受付中】日大医学部合格への最短ルートはゴウカライズへ!
「面接でどう答えればいいか分からない…」
「そもそも学科試験の成績が不安定で、面接対策まで手が回らない…」
日大医学部合格には、面接対策だけでなく、学科試験も含めた総合的な準備が欠かせません。
オンライン学習塾ゴウカライズメディカルでは、医学部受験を知り尽くしたプロ講師と現役医大生講師がチームを組み、あなたの合格を全力でサポートします。
- 日々の学習マネジメント:あなたの学力と志望校に合わせた学習計画を作成し、進捗を管理。何をいつまでにやればよいか、迷わず勉強に集中できます。
- プロ講師・医大生による個別指導:数学や理科など学科試験の弱点克服から、苦手分野の補強まで、一人ひとりに合わせた個別指導を受けられます。
- 面接・小論文対策:日大が求める「自主創造」を体現する回答の作成から、本番さながらの模擬面接まで、合格レベルに引き上げます。
医学部受験は総力戦です。学科も面接も、プロと先輩のダブルサポートで効率よく対策したい方は、ぜひ無料相談でお話しください。
公式LINEでは無料相談を受付中です!
https://line.me/R/ti/p/@965ezfgt?oat_content=url
#ゴウカライズ #受験勉強 #大学受験 #学習計画 #学習マネジメント #学習コンサルティング #大北あきや #ゴウカライズメディカル #医学部受験 #医学部専門予備校 #医専予備校 #医専 #日本大学医学部 #日大医学部 #医学部面接 #面接対策
