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【北里大 医学部】チーム医療教育の全貌—14職種養成とオール北里演習を面接で語る
こんにちは!オンライン学習塾 ゴウカライズです!
北里大学医学部は、学力試験だけでなく「将来医師となるべき資質・能力」も含めて総合的に選抜する方針を示しており、理念の中でも現代医療で重要視される「チーム医療」を掲げています。
そのため面接対策では、協働(他者と連携して進める力)や対立時の調整、自己理解を「チーム医療の場面でどう活かすか」まで一段深く説明できるように準備しておくと安心です。
本記事では、北里大学のチーム医療教育の全体像、14職種養成体制の詳細、オール北里チーム医療演習の実際、そしてチーム医療関連の面接質問への対応方法まで、北里型チーム医療教育を面接で効果的に語る方法を徹底解説します。
ゴウカライズでは面接対策の記事を他にも書いています。こちらからご覧ください!
https://note.com/goukalize/n/n4842ff92cda9
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北里大学 医学部 面接まとめ
https://note.com/goukalize/n/n13c1308acfb7
以上の記事では、北里大学医学部の面接対策の総論、他の詳細記事などがまとめられています。
北里大学が誇る14職種養成体制の全貌

医療系総合大学としての規模とメリット
北里大学は、医学部・薬学部・看護学部・医療衛生学部を中心に、北里大学保健衛生専門学院、北里大学看護専門学校なども含めた“医療系総合大学”として、多職種連携を学びやすい土台があります。
さらに2024年には新潟キャンパスに健康科学部(看護学科・医療検査学科)も新設され、医療人材育成の幅が広がっています
https://www.kitasato-u.ac.jp/jp/academics/department/undergraduate_schools/hs.html
北里大学は、大学全体として「14に及ぶ医療関連専門職」を育成している点を強みとして打ち出しています。
実際にオール北里チーム医療演習には、医学・薬学・看護に加えて、医療衛生分野(例:理学療法士/作業療法士/言語聴覚士 など)や、専門学院の学生(例:管理栄養士養成 など)も参加し、多職種の視点を持ち寄る学びが設計されています。
養成される14職種
- 医師(医学部)
- 薬剤師(薬学部)
- 看護師(看護学部、看護専門学校)
- 臨床検査技師(医療衛生学部)
- 診療放射線技師(医療衛生学部)
- 理学療法士(医療衛生学部)
- 作業療法士(医療衛生学部)
- 言語聴覚士(医療衛生学部)
- 視能訓練士(医療衛生学部)
- 臨床工学技士(医療衛生学部)
- 救急救命士(保健衛生専門学院)
- 管理栄養士(保健衛生専門学院)
- 保健師(看護学部、看護専門学校)
- 助産師(看護学部、看護専門学校)
この14職種養成体制は、日本の医療系大学の中でも非常に充実しており、北里大学の最大の特色の一つです。
他大学にはない「多職種同時在籍」の意義
多くの医学部では、医師のみを養成するか、看護学部を併設する程度です。北里大学の14職種養成体制は、学部生の段階から他職種を目指す学生と日常的に交流できる環境を提供します。
面接での語り方
「北里大学では、14職種を目指す学生が同じキャンパスで学んでいます。この環境は、医師だけでなく、看護師や薬剤師、リハビリ職など、様々な職種の視点を早期から理解できる貴重な機会です。将来、チーム医療を実践する上で、学生時代から他職種の役割を理解することが重要だと考えています」
北里精神「叡智と実践」との接続
14職種養成体制は、北里精神の「叡智と実践」を体現しています。多様な専門職が連携し、学んだ知識を実践の場で活かす—これこそが北里のチーム医療教育の本質です。
段階的なチーム医療教育プログラム

ステップ1:チーム医療論(1年次)
1年次には、医療系4学部と2専門学校の学生を対象とした共通講義「チーム医療論」が実施されます。この講義では、医療の流れ、チーム構成員の職能、医療倫理など、チーム医療の基礎知識を理論的に学びます。
また、事例を通してKJ法(問題解決やアイデア整理の手法)を実践し、課題解決のスキルを習得します。
面接での語り方
「1年次から『チーム医療論』という講義で、他職種の役割を理論的に学べる点に魅力を感じます。早期から他職種を理解することで、将来の臨床現場での協働がスムーズになると考えています」
ステップ2:オール北里チーム医療演習(高学年次)
北里大学のチーム医療教育の最大の特色が、「オール北里チーム医療演習」です。
規模と形式
- 参加学生:約1,000名以上
- チーム編成:10名程度の多職種混合チーム、100組以上
- 実施期間:2日間
- 方法:与えられた症例シナリオに基づくディスカッションと発表
演習の流れ
各チームには、医師、看護師、薬剤師、リハビリ職など、様々な職種を目指す学生が混在しています。与えられた症例シナリオに対して、各職種の視点から意見を出し合い、患者を中心とした包括的な医療提供について議論します。
演習の討議では、情報を整理しながら問題点を洗い出し、職種ごとの視点を持ち寄って「患者さん中心の支援方針」を組み立てます。
面接では手法名を断定するよりも、「意見を可視化して合意形成するプロセスをどう回したか(回せるか)」を具体例で語れると説得力が出ます。
最終的に、各チームが発表を行い、他チームの議論からも学びます。
面接での語り方
「オール北里チーム医療演習では、約1,000名の学生が10名程度の多職種チームを組み、実践的に学ぶと聞きました。
約1,000名規模で多職種が一堂に会する演習は、学生のうちから多様な視点を体感できる“大規模な学び”です。医師だけでなく、薬剤師や看護師、リハビリ職など、それぞれの専門性を前提に議論できる環境は、将来の協働を具体的にイメージするうえで大きな価値があります。
私は高校時代の文化祭実行委員で多様なメンバーと協働した経験がありますが、その経験を活かして積極的に議論に参加したいです」
ステップ3:チーム医療病院実習
北里大学は附属病院と連携した臨床教育環境が整っており、実習の機会が豊富です。主な附属病院として、北里大学病院(相模原市)、北里研究所病院(東京都港区)、北里大学メディカルセンター(埼玉県北本市)などがあります。
なお北里大学東病院は、北里大学病院への移転・統合に伴い2020年4月1日付で閉院しています(公式: https://www.kitasato-u.ac.jp/med/news/20200401-01.html )。
3附属病院
- 北里大学病院(相模原市、特定機能病院)
- 北里研究所病院(東京都港区)
- 北里大学メディカルセンター(埼玉県北本市)
国際チーム医療演習—グローバルな視点
近年では、国際的な視点を持つ医療人の育成を目指し、様々な国や地域からの学生が参加する「国際チーム医療演習」も実施されています。英語での議論を通じて、異文化や医療制度の違いについても学びます。
面接での語り方
「国際チーム医療演習では、海外の学生と英語で議論すると聞きました。将来、国際的な場で活躍する医師を目指しているため、この機会を活用して、グローバルな視点を養いたいです」
アドミッションポリシーとチーム医療
「チーム医療への適応力」が中核
北里大学医学部は、学力試験に加えて将来医師となる資質も含めて総合的に選抜する方針を示しており、理念の中で現代医療において重要視される「チーム医療」を明確に掲げています
(公式: https://www.kitasato-u.ac.jp/med/about/policy.html )。
そのため面接では、他者を尊重して協働できる姿勢や、状況に応じてリーダー/メンバー双方の役割を担える柔軟さを、自分の経験と結びつけて語れると強いです。
面接では、以下の資質が評価されます。
- コミュニケーション能力
- 共感力
- 多様性への対応
- リーダーシップと協働の両面
- 他者の意見を尊重する姿勢
リーダーシップと協働のバランス
チーム医療では、リーダーシップだけでなく、協働の姿勢も重要です。「リーダーとして引っ張る」場面と、「メンバーとして支える」場面の両方を理解していることが求められます。
面接での語り方
「高校時代の部活動では、キャプテンとして大会運営を任されることもあれば、後輩をサポートする役割を担うこともありました。チーム医療でも、状況に応じてリーダーシップを発揮する場面と、他職種の専門性を尊重して協働する場面があると理解しています」
チーム医療関連の面接質問への対応

「長所と短所をチーム医療にどう役立てるか」
この質問は、北里大学特有の質問であり、単なる長所・短所の確認ではなく、チーム医療への理解を問うものです。
回答のポイント
- 長所:チーム医療での具体的な貢献方法を示す
- 短所:その短所を補うためにチームの力を借りる姿勢を示す
回答例
「私の長所は、相手の話をじっくり聞く傾聴力です。チーム医療では、患者さんや他職種の意見を丁寧に聞き取り、情報を整理する役割で貢献できると考えています。一方、短所は優柔不断な面があることです。しかし、チーム医療では、様々な職種の専門的な意見を聞いた上で意思決定を行うため、多様な視点を受け入れる姿勢が活かせると思います。また、決断が必要な場面では、チームメンバーの助言を得ながら成長したいです」
「友達と意見が対立したらどうするか」
対人関係での対立を、チーム医療での意見の相違に置き換えて考えます。
回答のポイント
- 相手の意見を否定せず、まず理解する
- 共通の目標(患者のため)を確認する
- 建設的な議論を通じて解決策を見つける
回答例
「高校時代、文化祭の出し物で意見が対立したことがあります。その際、まず相手の意見の背景を理解するために質問し、お互いの目標(クラスの成功)を確認しました。その上で、両方の意見の良い点を組み合わせた案を提案し、解決しました。チーム医療でも、患者さんのために最善の方法を見つけることが共通の目標であり、その視点を忘れずに議論したいです」
「苦手な人とどう接するか」
チーム医療では、性格が合わない人とも協働する必要があります。
回答のポイント
- 個人的な感情と職務を分ける
- 相手の専門性や長所を尊重する
- コミュニケーションを工夫する
回答例
「部活動で、性格が合わない後輩がいました。しかし、その後輩の技術は優れていたため、練習中は技術的なアドバイスを求め、プレーに集中することで協力関係を築きました。個人的な感情と部活動の目標を分けることが大切だと学びました。チーム医療でも、個人的な相性よりも、患者さんのために各職種の専門性を尊重し、協働することが最優先だと考えています」
「多様な意見を交える中でどのようなことに気をつけているか」
チーム医療演習での議論を想定した質問です。
回答のポイント
- 全員が意見を言える雰囲気を作る
- 異なる視点を歓迎する
- 建設的な議論を心がける
回答例
「文化祭実行委員として、多様なメンバーの意見をまとめる経験をしました。その際、発言が少ないメンバーにも『○○さんはどう思いますか』と質問し、全員が意見を言える雰囲気を作ることを心がけました。また、異なる視点は新しいアイデアの源だと考え、最初から否定せず、まず受け入れる姿勢を大切にしました。オール北里チーム医療演習でも、この姿勢を活かしたいです」
「後輩と関わるコツ」
チーム医療では、経験年数の異なるメンバーと協働します。後輩との関わり方は、この能力を測るものです。
回答のポイント
- 相手の立場に立って考える
- 教える側も学ぶ姿勢を持つ
- 安心して質問できる環境を作る
回答例
「部活動で後輩を指導した経験から、相手の立場に立って考えることの大切さを学びました。技術を教える際は、一方的に教えるのではなく、後輩が何に困っているかを質問で引き出し、一緒に解決策を考えました。また、後輩の新しい視点から学ぶこともあり、相互に成長できる関係を築きました。チーム医療でも、経験の浅いメンバーが安心して質問できる雰囲気を作り、お互いに学び合いたいです」
「外国人と話す際に気をつけること」
国際チーム医療演習や、将来の国際的な臨床現場を想定した質問です。
回答のポイント
- 文化的背景の違いを尊重する
- 簡潔で分かりやすい表現を心がける
- 非言語コミュニケーションにも注意
回答例
「高校の留学生との交流プログラムで、文化的背景の違いを理解することの大切さを学びました。言葉遣いや身振り手振り、時間感覚など、文化によって異なる部分を尊重し、分かりやすい英語でゆっくり話すことを心がけました。また、言葉だけでなく、表情やジェスチャーなどの非言語コミュニケーションも重要だと感じました。国際チーム医療演習でも、この経験を活かしたいです」
「何でも話せる友達はいるか」
信頼関係を築く能力を測る質問です。
回答のポイント
- 具体的なエピソードで信頼関係を示す
- チーム医療での信頼関係構築に繋げる
回答例
「高校時代からの親友がいます。お互いに悩みを相談し合い、時には厳しい意見も言い合える関係です。この関係は、お互いを尊重し、本音で話せる信頼があるからだと思います。チーム医療でも、他職種との間に信頼関係を築き、患者さんのために本音で議論できる環境を作りたいです」
指定校推薦グループ討論テーマの考え方
指定校推薦では、グループ討論が実施されています。一般選抜受験生も、これらのテーマについて自分なりの意見を持っておくと、チーム医療や社会問題関連の質問への対応力が高まります。
「勤務医の労働時間について(グラフ提示あり)」
医師の働き方改革に関連したテーマです。チーム医療の視点から、多職種連携による業務分担の可能性を考えます。
考え方のヒント
- 医師の長時間労働の現状と原因
- タスクシフティング/タスクシェアリングの可能性
- 他職種との協働による負担軽減
- 患者の安全と医師の健康のバランス
「がん患者さんの就労支援について」
医療と社会生活の接点を考えるテーマです。チーム医療では、医師だけでなく、ソーシャルワーカーや看護師の役割も重要です。
考え方のヒント
- がん治療と就労の両立の困難さ
- チーム医療での支援(医師、看護師、ソーシャルワーカー等)
- 企業側の理解と柔軟な働き方
- 経済的支援制度
「女性が医師になるメリット、デメリットについて」
ダイバーシティとキャリアを考えるテーマです。
考え方のヒント
- メリット:女性患者への配慮、産婦人科・小児科での需要、多様な視点
- デメリット:出産・育児との両立、キャリア形成の困難さ
- 解決策:チーム医療による柔軟な働き方、男性医師の育児参加
「なかなか懐かない6歳の男児にどう接するか」
小児医療におけるコミュニケーション能力を測る質問です。
考え方のヒント
- 子どもの視点に立つ
- 信頼関係を築く時間を取る
- 遊びや親しみやすい言葉を使う
- 保護者や看護師との協働
医療時事・社会課題をチーム医療の視点で考える
医師不足の原因と多職種連携の可能性
質問例:「医師不足の原因はどこにあると思うか」(指定校推薦での報告)
回答のヒント
- 地域偏在、診療科偏在、長時間労働
- 解決策としてのタスクシフティング(チーム医療)
- 北里大学のチーム医療教育が解決に貢献できる理由
医療費抑制下でのチーム医療の役割
質問例:「医療費抑制政策により医師の収入が減るが、それでも医師になりたいか」(指定校推薦での報告)
回答のヒント
- 医師の使命は収入だけではない
- チーム医療による効率的な医療提供
- 多職種連携で医療の質を保つ
高齢化社会におけるチーム医療の必要性
質問例:「現在少子高齢化が進み、10年後には高齢の入院患者1人あたり医師2人で対応しなければならないが、あなたならどうするか」(指定校推薦での報告)
回答のヒント
- 医師だけでは対応不可能
- 看護師、リハビリ職、介護職などとの連携
- 在宅医療の充実(多職種訪問チーム)
- オール北里チーム医療演習での学びを活かす
災害医療とチーム医療
質問例:「能登半島地震について」(一般選抜での報告)
回答のヒント
- 災害医療では多職種連携が不可欠
- DMAT(災害派遣医療チーム)の役割
- 北里大学病院のDMAT活動
- 北里柴三郎のペスト対応(報恩精神)との接続
まとめ
北里大学医学部の面接では、チーム医療への適性が多角的に問われます。14職種を養成する医療系総合大学、オール北里チーム医療演習という約1,000名規模の実践的な学び、4附属病院での臨床実習—これらの特色を理解し、自分の経験と結びつけることが重要です。
「長所と短所をチーム医療にどう役立てるか」「友達と意見が対立したらどうするか」といった北里特有の質問には、単なる対人スキルだけでなく、患者さんを中心としたチーム医療の理念を理解していることを示す必要があります。
高校時代の部活動、委員会活動、文化祭などの経験を、チーム医療の文脈で語れるように準備しましょう。北里大学のチーム医療教育を深く理解し、「この受験生は北里でチーム医療を学びたいと本気で考えている」という印象を与えることが、面接突破の鍵です!
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