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【藤田医科MMI対策講座 第1回】単位取得の最適戦略は?~リスク管理と誠実さ~

4 November, 2025

医学部受験生の皆さん、こんにちは!ゴウカライズメディカルです。 今回から始まる新シリーズでは、藤田医科大学のMMIに焦点を当て、過去の出題傾向を分析しながら具体的な対策法を解説していきます。

第1回は、受験生にも身近な「試験勉強」をテーマにした課題です。あなたの計画性やリスク管理能力、そして学習に対する姿勢が問われます。


【2023年度 藤田医科大学MMI過去問】

『あなたは大学生で、3日後に科目Aと科目Bの試験を控えています。科目Aは、普段の授業内で行うテストの点数も成績に含むようで、先輩から成績の3分の2は普段の授業でのテストの点数で決まると聞きました。普段の授業でのテストの点数を考慮すると、あまり頑張って試験勉強をしなくても合格点の60点には達しそうです。しかし、改めて先生に聞いてみると、「どちらの科目も頑張るように。」としか言われませんでした。一方、科目Bの試験は難易度が高いそうで、あなたはこれまでその難易度を意識して科目Bを重点的に勉強してきました。しかし、科目Bは暗記量が多く、未だ不安が残ります。』

質問1. あなたはどのように試験勉強をするか
質問2. あなたは科目Aの勉強に力を入れた結果、科目Bの勉強時間が少なくなってしまった。あなたはどう思うか


MMI思考のフレームワークで考える


この課題では、**「情報をどう解釈し、リスクをどう評価し、行動計画を立てるか」**というプロセスが見られています。

1. 情報の整理と信頼性の評価

  • 科目A:
    • 事実(可能性高): 普段点が成績に含まれる。
    • 噂(不確定): 先輩情報では普段点が2/3を占める。最小限の勉強で合格でき「そう」。
    • 事実: 先生は「どちらも頑張るように」と発言。→ 楽観視を戒める意図?
  • 科目B:
    • 事実: 難易度が高い。暗記量が多い。これまで重点的に勉強してきたが、まだ不安。

2. リスクの分析

  • 科目Aを軽視するリスク: 先輩情報が間違っていた場合、あるいは試験が想定外に難しかった場合に、単位を落とす可能性がある。「まあ大丈夫だろう」という慢心が最大の敵。
  • 科目Bに全振りするリスク: 科目Bは合格できるかもしれないが、科目Aを落とす可能性がある。
  • 両方に中途半端に取り組むリスク: どちらも対策が不十分になり、共倒れになる可能性がある。


良い回答例・悪い回答例



質問1: あなたはどのように試験勉強をするか



悪い回答例 👎


「先輩の情報を信じます。科目Aは最低限の労力で合格点を取れそうなので、試験直前まで科目Bの暗記に全力を注ぎます。科目Aは試験当日の朝に少し見返す程度にします。効率を考えれば、これが最も合理的な戦略だと思います。」

【評価】

  • リスク管理能力の欠如: 不確定な「噂」を鵜呑みにし、単位を落とすリスクを軽視しています。
  • 誠実さの欠如: 先生の「どちらも頑張るように」という言葉を無視し、楽をすることしか考えていない印象を与えます。
  • 短絡的な思考: 「効率」という言葉を使っていますが、実際は情報を吟味しない思考停止に陥っています。


良い回答例 👍


「まず、残された3日間という時間を現実的に配分することから始めます。
初日の午前中に、まず科目Aの試験範囲全体に一度目を通し、現状の理解度を正確に把握します。先輩の情報はあくまで参考程度に捉え、万が一情報が違っても合格点を確実に超えられるよう、最低限の学習計画を立てます。具体的には、普段のテストで間違えた箇所と、授業で重要だと指摘されたポイントに絞って復習します。その後の2日間は、これまで通り、重点科目である科目Bの学習に集中します。特に、まだ不安が残る暗記分野の最終確認に時間を充てます。そして最終日の夜に、再度科目Aの学習時間を確保し、初日に確認した重要ポイントをもう一度見直します。この計画の目的は、不確定な情報に頼って楽観視するのではなく、両科目のリスクを管理し、確実に単位を取得することです。先生の『どちらも頑張るように』という言葉を真摯に受け止め、学生の本分である学業に誠実に取り組む姿勢が大切だと考えます。」

【評価】

  • リスク管理能力: 先輩の情報を鵜呑みにせず、自分で現状を分析し、最悪の事態を避ける計画を立てています。
  • 計画の具体性: 「初日の午前」「最終日の夜」など、具体的な行動計画が示せています。
  • 誠実な姿勢: 先生の言葉を尊重し、学業に対する真摯な姿勢が伝わります。


質問2: 科目Aに力を入れた結果、科目Bの時間がなくなった。どう思うか



悪い回答例 👎


「やはり先輩の情報はあてにならないと思いました。先生がもっと具体的にアドバイスしてくれれば良かったのに、と思います。結果的に科目Bが危うくなってしまったのは、自分の判断ミスなので仕方ないですが、少し後悔しています。」

【評価】

  • 他責思考: 先輩や先生に責任転嫁しており、当事者意識が欠けています。
  • 内省の欠如: 「判断ミス」と口では言いつつ、なぜそのミスを犯したのかという深い内省が見られません。


良い回答例 👍


「その結果を招いてしまったのは、不確定な情報に基づいて楽観的な計画を立ててしまった、私自身の計画性の甘さが原因だと深く反省します。
不安な科目Bから目をそらし、『科目Aに力を入れている』という状況を作ることで、やるべきことから逃避してしまった側面もあるかもしれません。この経験から、物事の優先順位を決める際には、不確かな情報に頼るのではなく、常に最悪の状況を想定してリスク管理を行うことの重要性を学びました。また、困難な課題(今回の場合は科目B)にこそ、早期から向き合い続ける精神的な強さが必要だと痛感しました。この反省を、今後の学習計画や医師になってからの臨床現場での判断に活かしていきたいです。」

【評価】

  • 自己内省: 自分の判断のどこが間違っていたのかを、他責にせず客観的に分析できています。
  • 学びへの転換: 失敗を単なる後悔で終わらせず、将来への教訓として昇華させています。
  • 人間的な誠実さ: 自分の弱さ(逃避)を認める素直さがあり、好感が持てます。

【今回のまとめ】

  • 不確定な情報(噂)に依存しない。
  • 常に最悪の事態を想定し、リスクを管理する計画を立てる。
  • アドバイスは真摯に受け止め、誠実に行動する姿勢を見せる。
  • 失敗は他責にせず、自己の課題として内省し、未来への学びにつなげる。


ゴウカライズメディカルで、藤田医科MMIを完全攻略。


ゴウカライズメディカルでは、藤田医科大学のMMIの傾向を徹底分析。今回のような課題に対し、あなたの思考を深掘りし、論理的で説得力のある回答を構築するトレーニングを行います。

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