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【近畿大 医学部】シナリオ型質問の完全対策—倫理的ジレンマとチーム医療の問いにどう答えるか

    6 January, 2026

    こんにちは!オンライン学習塾 ゴウカライズです!

    近畿大学医学部の面接では、具体的な場面を想定したシナリオ型の質問が多く出題されます。

    「同僚の担当患者が自殺したら、同僚にどう接するか」「後輩がミスをしたらどうするか」「がん治療を受けたがらない患者がいたらどうするか」——

    このような質問に対して、その場で考えて答えることは非常に難しいです。

    この記事では、近畿大学医学部で頻出するシナリオ型質問を徹底分析し、どのような思考プロセスで回答を組み立てればよいかを解説します。

    暗記ではなく「考え方」を身につけることで、どんなシナリオが出ても対応できる力を養いましょう!


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    シナリオ型質問とは何か

    シナリオ型質問とは、具体的な状況を設定し、その場面で受験生がどのように考え、行動するかを問う質問です。正解が一つに定まらない問いであり、面接官が見ているのは受験生の思考プロセス、価値観、そして医療者としての適性です。

    なぜシナリオ型質問が出題されるのか

    シナリオ型質問は、以下のような能力を評価するために出題されます。

    1. 倫理的判断力
    医療現場では、正解のない倫理的なジレンマに直面することがあります。そのような状況で適切に判断できる素養があるかを確認します。

    2. コミュニケーション能力
    患者さん、ご家族、同僚、後輩など、様々な立場の人と関わる医師にとって、状況に応じた適切なコミュニケーションが取れるかは重要です。

    3. チームワークへの意識
    現代の医療はチームで行われます。チームメンバーとの協調、リーダーシップ、フォロワーシップを発揮できるかを見ています。

    4. 問題解決能力
    複雑な状況を整理し、最善の解決策を導き出す能力があるかを評価します。

    近畿大学医学部のアドミッション・ポリシーには「奉仕の精神と協調精神」「倫理観と責任感」が明記されており、シナリオ型質問はまさにこれらを評価するための問いです。

    シナリオ型質問のカテゴリ

    近畿大学医学部で報告されているシナリオ型質問は、大きく以下のカテゴリに分類できます。

    カテゴリ1:チーム医療・同僚関係
    チーム内の人間関係に関する問題への対応を問う質問です。
    例:手を抜いている人がいたら、後輩がミスをしたら、リーダーを選ぶ基準

    カテゴリ2:患者対応
    患者さんとのコミュニケーションや治療方針の決定に関する質問です。
    例:がん治療を拒否する患者への対応、医療ミスをした場合の対応

    カテゴリ3:対人支援・メンタルケア
    同僚や関係者のメンタルケアに関する質問です。
    例:同僚の担当患者が自殺した場合の対応

    カテゴリ4:倫理的テーマ
    生命倫理に関わる大きなテーマについての見解を問う質問です。
    例:安楽死と尊厳死の違い、出生前診断について

    シナリオ型質問への回答フレームワーク

    シナリオ型質問に答える際には、以下のフレームワークを意識しましょう。

    STEP法:状況整理→考慮→優先→行動

    S(Situation):状況を整理する
    まず、与えられたシナリオの状況を整理します。誰が関係しているか、何が問題か、どのような選択肢があるかを明確にします。

    T(Think):多角的に考慮する
    様々な立場(患者、家族、同僚、組織、社会)からこの状況を考えます。それぞれの立場で何が大切か、何を懸念しているかを想像します。

    E(Evaluate):優先順位を評価する
    複数の価値が対立している場合、何を優先すべきかを判断します。医療において最も優先されるのは「患者の安全と最善の利益」であることを忘れずに。

    P(Plan):行動計画を述べる
    具体的にどのような行動を取るかを述べます。一人で抱え込まず、必要に応じて上司や専門家に相談する姿勢も重要です。

    回答の基本構造

    回答は以下の構造で組み立てると、論理的でわかりやすくなります。

    1. 前提の確認(必要な場合
    「まず確認したいのは〜です」と、状況の前提を整理します。

    2. 自分の考え・姿勢
    「私は〜と考えます」と、自分の基本的な姿勢を述べます。

    3. 具体的な行動
    「具体的には〜します」と、取る行動を説明します。

    4. 理由・根拠
    「なぜなら〜だからです」と、その行動を選んだ理由を説明します。

    5. 補足・留意点(必要な場合
    「ただし〜には注意します」と、配慮すべき点を加えます。

    カテゴリ1:チーム医療・同僚関係への対応

    質問例①:「チーム内で手を抜いている人がいたらどう思うか」

    過去の質問例:
    「チーム内で手を抜いている人がいました。あなたはその人についてどう思いますか?そのチームが医療チームでも同じことが言えますか?」

    この質問では、チームとしての成果への責任感メンバーへの対応方法が問われています。

    回答例:

    手を抜いている人がいた場合、まず「なぜ手を抜いているのか」を考えます。体調不良や家庭の問題など、やむを得ない事情があるかもしれませんし、仕事の進め方がわからなくて困っているのかもしれません。いきなり批判するのではなく、まずはその人と話をして状況を理解したいと思います。
    もし意図的に手を抜いているのであれば、それはチーム全体のパフォーマンスに影響しますので、改善を求める必要があります。ただし、その際も一方的に責めるのではなく、「何か困っていることはないか」「どうすれば力を発揮できるか」という視点で対話したいと思います。
    これが医療チームであれば、手を抜くことは患者さんの安全に直結します。一般のチームよりも厳しく対応する必要があり、場合によっては上司や管理者に報告して組織として対処することも必要だと考えます。患者さんの安全を最優先に考えながらも、メンバー一人ひとりが力を発揮できるチームを目指したいです。

    解説:
    単純に「批判する」「許容する」のどちらかではなく、まず背景を理解しようとする姿勢を示しています。また、医療チームの場合は患者の安全という観点から、より厳しい対応が必要であることにも言及しています。

    質問例②:「後輩がミスをしたらどうするか」

    過去の質問例:
    「後輩がミスをしたらどうしますか?」

    この質問では、リーダーシップ教育的な姿勢が問われています。

    回答例:

    後輩がミスをした場合、まず最優先するのはミスによる影響を最小限に抑えることです。医療現場であれば、患者さんへの影響を防ぐために速やかに対処します。上司への報告も必要な場合は迅速に行います。
    状況が落ち着いたら、後輩と一緒にミスの原因を振り返ります。その際、責めるのではなく「なぜそうなったのか」「次に同じことを防ぐにはどうすればいいか」を一緒に考える姿勢を大切にします。人はミスから学ぶことで成長しますので、ミスを「より良い医療者になるための学びの機会」として捉えられるように、後輩をサポートしたいと思います。
    ただし、同じミスを繰り返す場合や、患者さんの安全に重大な影響を与えるミスの場合は、より厳しく指導したり、上司に相談したりする必要があると考えます。

    解説:
    まず影響を最小化するという優先順位の明確さ、責めるのではなく一緒に考えるという教育的姿勢、同じミスの繰り返しには厳しく対応するというバランス感覚を示しています。

    質問例③:「リーダーを選ぶときに気をつける点」

    過去の質問例:
    「リーダーを選ぶときに気をつける点は何ですか?」

    この質問では、リーダーシップについての理解が問われています。

    回答例:

    リーダーを選ぶ際に最も重視すべきは、その人が「メンバーの力を引き出せるかどうか」だと考えます。リーダーは一人で全てをこなす必要はありませんが、チーム全体が力を発揮できるように調整し、方向性を示す役割があります。
    具体的には、まず「コミュニケーション能力」が重要です。メンバーの意見に耳を傾け、情報を適切に共有できる人でなければ、チームはバラバラになってしまいます。次に「責任感」です。困難な場面で逃げずに判断を下し、結果に責任を持てる人が求められます。そして「専門性」も必要です。特に医療チームでは、リーダーにはある程度の専門的知識と経験がなければ、適切な判断ができません。
    ただし、これらの能力は生まれつきのものではなく、経験を通じて身につくものだと思います。私自身もリーダーとして求められる場面では、これらの点を意識して成長していきたいと考えています。

    解説:
    リーダーに求められる資質を具体的に挙げつつ、自分自身の成長への意欲も示しています。

    質問例④:「医師と看護師の協働に大切なこと」

    過去の質問例:
    「医師と看護師の協働に大切なことは何ですか?」

    この質問では、多職種連携への理解とコミュニケーション能力が問われています。医療はチームで行うものであり、特に医師と看護師の関係性は患者ケアの質に直結します。近畿大学医学部のアドミッション・ポリシーにある「協調精神」を意識した回答が求められます。

    解説:
    この質問に答える際のポイントは3つあります。第一に、医師と看護師の役割の違いを理解していることです。医師は診断・治療方針の決定を担い、看護師は患者の日常的なケアや状態観察を担います。それぞれの専門性があり、どちらが上下ではなく対等な立場で協力するという認識が重要です。

    第二に、看護師からの情報を尊重する姿勢です。看護師は患者と接する時間が長く、医師が気づかない患者の変化や訴えを把握していることが多いです。「看護師からの報告に耳を傾け、チームとして意思決定する」という姿勢を示しましょう。

    第三に、コミュニケーションの具体的な工夫です。「専門用語を避けてわかりやすく伝える」「指示だけでなく理由も説明する」「感謝や労いの言葉を忘れない」など、実際の行動レベルで答えられると説得力が増します。背景には、医師が「指示を出す側」という立場に固執せず、チーム全体で患者を支えるという意識があるかどうかが見られています。

    質問例⑤:「リーダーシップ以外で医師に必要なもの」

    過去の質問例:
    「リーダーシップ以外で医師に必要なものは何ですか?」

    この質問は、医師という職業を多角的に理解しているかを問うものです。「リーダーシップ」という典型的な回答を封じることで、受験生の思考の深さを見ています。

    解説:
    この質問への回答は複数のアプローチがあり得ます。重要なのは自分なりの考えを論理的に説明できることです。

    考えられる回答の軸としては、まず「フォロワーシップ」があります。チーム医療では、常に医師がリーダーとは限りません。他の専門家の判断に従う場面もあり、適切に他者の指示を受け入れ、チームに貢献する力が必要です。

    次に「忍耐力・持続力」という軸もあります。医師は長時間の手術、夜勤、長期にわたる患者との関わりなど、精神的・肉体的な負担が大きい職業です。困難な状況でも諦めずに続ける力が求められます。

    また「自己管理能力」も重要です。自分の心身の状態を把握し、適切に休息を取ることで、常に患者に最善のケアを提供できる状態を維持する能力です。医師の燃え尽き症候群は患者への医療の質にも影響するため、セルフケアの重要性を理解していることを示せます。

    さらに「謙虚さ・学び続ける姿勢」という回答もあります。医学は日進月歩であり、自分の知識や判断が絶対ではないことを認め、常に新しい知見を吸収し続ける姿勢が必要です。

    どの回答を選んでも、なぜそれが重要かという理由自分の経験との接続があると説得力が増します。近畿大学医学部の方針文書にある、生涯にわたって学び続ける姿勢チームの中で協働する姿勢とつなげて説明すると、回答に一貫性が出ます。

    カテゴリ2〜4:さらに出題される質問

    ここからは、患者対応・メンタルケア・倫理テーマに関する質問を紹介します。

    患者対応の質問

    • がん治療を受けたがらない患者がいたらどうするか — 患者の自己決定権と医療者の責任のバランスが問われます
    • 誤って違う薬を出してしまったらどうするか — 医療安全への意識と誠実な対応が問われます

    対人支援・メンタルケアの質問

    • 同僚の担当患者が自殺した場合、同僚にどう接するか — 同僚への共感と適切なサポートが問われます

    倫理的テーマの質問

    • 安楽死と尊厳死の違いは何ですか? — 基本的な知識と自分なりの見解が問われます
    • 出生前診断についてどう思いますか? — 意義と課題の両面からの見解が求められます

    これらの質問への回答例はPDFで公開中!

    上記の質問への具体的な回答例と詳しい解説は、「近畿大学医学部 面接質問集(PDF)」で無料配布しています。STEP法を使った回答の組み立て方も詳しく解説していますので、ぜひご活用ください!

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    まとめ

    シナリオ型質問への対策で最も重要なのは、回答を暗記することではなく、思考のフレームワークを身につけることです。どんな状況が提示されても、以下のステップで考えを整理しましょう。

    1. 状況を整理する:誰が関わっているか、何が問題か
    2. 多角的に考える:様々な立場からの視点
    3. 優先順位をつける:何を最も大切にするか
    4. 具体的な行動を述べる:実際に何をするか

    近畿大学医学部が求める「奉仕の精神と協調精神」「倫理観と責任感」を意識しながら、誠実で思慮深い回答を心がけてください。完璧な正解がない問いだからこそ、あなたの人間性が問われています。

    医師像や価値観に関する質問と合わせて対策することで、一貫性のある回答ができるようになります。

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