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【医学部面接】「他の大学も受けていますか?」への正解|併願校を聞かれた時の合格ロジック
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「本学以外に、どこを受験していますか?」
「もし全部受かったら、どこに行きますか?」

面接で必ず聞かれるこの質問。
正直に答えていいのか、それとも「貴学が第一志望です!」と嘘をつくべきなのか。
多くの受験生が頭を抱える難問です。
結論から言うと、「嘘はつかなくていいが、言い方は選べ」 です。
面接官も、あなたが他の大学を受けていることくらい百も承知です。
彼らが知りたいのは、併願校の名前そのものではなく、あなたの「志望校選びの軸(一貫性)」と「本気度(熱意)」 なのです。
この記事では、併願校を聞かれた時の「安全な回答パターン」と、絶対に言ってはいけない「地雷回答」を徹底解説します。
第1章:なぜ併願校を聞くのか?(面接官の心理)
面接官の意図は大きく分けて2つあります。
1. 受験生の「軸」を知りたい
「偏差値だけで選んでいないか?」
「適当に受けていないか?」
併願校のラインナップを見れば、その受験生が何を重視しているかが一目瞭然です。
例えば、「地域医療に力を入れている大学」ばかり受けていれば、「本当に地域医療がやりたいんだな」と説得力が生まれます。
2. 入学してくれるか(歩留まり)を知りたい
大学経営の視点から言えば、合格を出した学生には入学してほしいものです。
「滑り止め」として受けに来ているのか、「第一志望」として受けに来ているのかを探り、合格辞退のリスクを見極めようとしています。
第2章:回答の鉄則「一貫性」を持たせる
併願校を答える時は、ただ大学名を羅列するのではなく、「なぜその大学を選んだのか」という共通点(軸) を添えるのがポイントです。

OKパターン:軸がある
「はい、貴学の他に、〇〇大学と△△大学を受験しています。
私は将来、僻地医療に従事したいと考えており、貴学を含め、地域医療教育に定評のある大学を中心に選ばせていただきました。」
→ 説得力があり、好印象です。
NGパターン:軸がブレブレ
「えっと、〇〇大学と△△大学(旧帝大)と、あと□□大学(私立)です…」
→ 「偏差値順に受けただけだな」「うちは滑り止めだな」と見透かされます。
第3章:究極の質問「全部受かったらどこに行く?」
これが一番の難問です。
パターン別に正解を見ていきましょう。

パターンA:その大学が「第一志望」の場合
- 回答: 「迷わず貴学に入学いたします!」
- ポイント: 0.1秒で即答してください。ここで目が泳いだり、一瞬でも迷ったりしたらアウトです。
パターンB:その大学が「滑り止め(第二志望以下)」の場合
- 回答: 「正直に申し上げますと、〇〇大学が第一志望です。しかし、貴学の△△というカリキュラムにも非常に魅力を感じており、もしご縁をいただけましたら、喜んで入学させていただきます。」
- ポイント:
- 嘘をついて「第一志望です」と言うと、バレた時に「不誠実な人間」というレッテルを貼られます(調査書や日程でバレることがあります)。
- 「第一志望ではないが、行きたい大学である」という敬意を示すことが重要です。
- ただし、私立大学の場合は「第一志望です」と言い切った方が無難なケースもあります(大学の校風によります)。
第4章:【面接回答例】併願校
それでは、実際の面接での回答戦略を見ていきましょう。
Q1. 「他にどこを受けていますか?」
【合格回答のポイント】
- 全ての大学を言う必要はありません。「同じ傾向の大学」 を2〜3校挙げるのがスマートです。
【回答例】
「はい、国公立大学では〇〇大学を、私立大学では△△大学と□□大学を受験しております。
いずれも、私が関心を持っている『救急医療』の体制が充実しており、学生のうちから臨床現場に触れられるカリキュラムがある大学を選びました。
その中でも、貴学はドクターヘリの基地病院を有しており、最も実践的に学べると考え、第一志望として受験いたしました。」
Q2. 「国立と私立、両方受かったらどうしますか?」
【合格回答のポイント】
- 私立の面接でよく聞かれます。
- 経済的な理由(学費)を挙げるのは、正直で納得感があります。
【回答例】
「正直に申し上げますと、家庭の経済状況を考えますと、国公立大学に進学したいという気持ちはあります。
しかし、貴学の『チーム医療教育』は他にはない魅力であり、両親とも相談した上で、奨学金制度などを活用してでも貴学で学びたいという強い思いも持っております。
まずは合格をいただくことに全力を尽くし、結果が出た段階で、家族としっかり話し合って決めたいと考えています。」
Q3. 「うちは滑り止めですか?」
【合格回答のポイント】
- 圧迫面接気味の質問です。
- 「滑り止め」という言葉は絶対に使わず、「併願校の一つ」 と言い換えましょう。
【回答例】
「いいえ、決して滑り止めなどとは考えておりません。
確かに第一志望は〇〇大学ですが、貴学も私にとっては医師になるための素晴らしい環境が整った、魅力的な大学です。
もし合格をいただけましたら、誇りを持って入学し、貴学の建学の精神に恥じない医師になるよう努力することをお約束します。」
まとめ
併願校の質問は、「浮気調査」のようなものです。
「他の子(大学)も好きなんでしょ?」と聞かれて、「いや、君だけだよ!」と見え透いた嘘をつくよりも、「他の子も素敵だけど、君のここが一番好きなんだ」と具体的な魅力を語る方が、相手の心に響きます。
大切なのは、どの大学に対しても「リスペクト(敬意)」 を持つこと。
「滑り止め」という上から目線の意識は、必ず態度に出ます。
「ご縁があれば、どこでも全力で頑張る」という謙虚な姿勢を忘れないでください。
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