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【医学部受験】例文で学ぶ!面接官を惹きつける志望動機と、がっかりさせる志望動機
【医学部受験】例文で学ぶ!面接官を惹きつける志望動機と、がっかりさせる志望動機
医学部の志望動機について、「何を盛り込むべきか」という理論は分かっていても、いざ自分の言葉で書こうとすると筆が止まってしまう、という受験生は少なくありません。
そんな時に最も効果的なのが、具体的な「良い例(OK例)」と「悪い例(NG例)」を比較することです。良い例からは構成や表現のヒントを得て、悪い例からは「やってはいけないこと」を学びましょう。
この記事では、ありがちな3つのシーン別にOK例とNG例を挙げ、その違いを徹底解説します。ご自身の志bon動機を客観的に見直すための「鏡」として、ぜひご活用ください。
シーン1:きっかけが抽象的で、ありきたりになっている
多くの受験生が自身の体験を語りますが、表現が抽象的だと「またこのパターンか」と思われ、印象に残りません。
【NG例 ✗】
「私が医師を志したきっかけは、幼い頃に祖父を病気で亡くした経験です。その時、病気で苦しむ人を一人でも多く救いたいと強く思いました。貴学の充実した教育環境のもとで知識と技術を学び、人の役に立てる立派な医師になりたいです。」
どこがNG?
- 具体性がない: 「どんな病気?」「医師の何を見て?」「どのカリキュラムが充実?」といった情報が全くなく、誰にでも言えてしまう内容です。
- 医師である必要性が不明: 「人の役に立つ」という動機だけでは、なぜ他の医療職ではダメなのかが伝わりません。
- 大学への熱意が不明: 「充実した教育環境」は、どの大学にも使える便利な言葉ですが、裏を返せば「特に何も調べていません」と言っているのと同じです。
【OK例 ◯】
「私が医師を志す理由は、祖父が闘った膵臓癌のように、未だ有効な治療法が少ない難治性疾患の治療開発に貢献したいからです。闘病中、最新の化学療法を受ける祖父の姿を見て、既存治療の限界と新薬開発の重要性を痛感しました。特に、貴学が強みとするゲノム編集技術を応用した癌研究は、私の目標達成に不可欠な環境だと確信しています。入学後は、早期から研究に触れられる**『リサーチ・マインド育成プログラム』**を活用し、将来的には研究医として一人でも多くの患者さんを救いたいです。」
なぜOK? NG例の骨格はそのままに、具体的な情報を肉付けすることで、説得力が格段に向上しています。「膵臓癌」「ゲノム編集」「リサーチ・マインド育成プログラム」といった固有名詞を盛り込むことで、あなただけのオリジナルストーリーとなり、大学への熱意と明確なビジョンが伝わります。
シーン2:大学への理解が浅く、熱意が感じられない
「なぜ、この大学なのか?」という問いに答えられない志望動機は、すぐに見抜かれてしまいます。
【NG例 ✗】
「私は将来、地域医療に貢献したいと考えています。貴学は歴史と伝統があり、素晴らしい先生方が多くいらっしゃると伺いました。また、都心にありながら緑豊かなキャンパスにも魅力を感じています。このような素晴らしい環境で学べることを楽しみにしております。」
どこがNG?
- 大学研究の不足: 「歴史と伝統」「素晴らしい先生」はどの大学にも当てはまります。キャンパスの環境に触れるのは、他にアピールすることがない場合が多く、評価されにくいポイントです。
- 受け身の姿勢: 「学べることを楽しみにしております」という姿勢は、「何かを与えてもらう」のを待っているようで、主体性に欠ける印象を与えます。
- ビジョンが曖昧: 「地域医療」という言葉も、具体的にどこの、どんな医療を指すのかが不明瞭です。
【OK例 ◯】
「私は将来、高齢化が進む私の地元、〇〇県北部の地域医療に貢献したいです。貴学が長年にわたり、多くの卒業生を輩出し、〇〇県の医療ネットワークの中核を担っている点に強く惹かれました。特に、6年次の地域基盤型臨床実習で、実際に地域のクリニックでプライマリ・ケアを深く学べる点に魅力を感じています。在学中は、総合診療科の△△教授のもとで診断能力を磨き、卒業後は貴学の地域医療プログラムに参加することで、故郷の医療に貢献したいです。」
なぜOK? 「なぜこの大学か」という問いに対し、「地域医療という自分の目標を達成するために、貴学の〇〇という環境が最適だから」という明確な答えを提示できています。具体的なプログラム名や教授の名前を挙げることで、付け焼き刃ではない、本気の志望であることが伝わります。
シーン3:自己アピールが強く、独りよがりになっている
自分の長所をアピールすることは大切ですが、伝え方を間違えると傲慢な印象を与えかねません。
【NG例 ✗】
「私は高校時代、学業と生徒会活動を完璧に両立し、常にトップクラスの成績を維持してきました。この高い能力とリーダーシップは、必ずや医師として活躍する上で大きな武器になると自負しております。貴学に入学した暁には、私の能力を最大限に発揮し、医学の発展に貢献することをお約束します。」
どこがNG?
- 謙虚さの欠如: 「完璧」「高い能力」「お約束します」といった断定的な表現は、自信過剰で協調性に欠ける人物という印象を与えがちです。
- アピールに根拠がない: 具体的なエピソードがなく、「すごい自分」を一方的にアピールしているだけに見えます。
- 大学への敬意が不足: 大学を自分の能力を発揮するための「ステージ」としか見ていないような、独りよがりな姿勢が透けて見えます。
【OK例 ◯】
「高校の**生徒会で会計を担当した際、予算配分を巡って各部活動の意見が対立したことがありました。**私は双方の意見に粘り強く耳を傾け、データを基に複数の代替案を提示することで、最終的に全部員が納得できる合意形成へと導きました。この経験から、異なる立場の人々の意見を調整し、課題を解決に導く力を学びました。医師に求められるチーム医療においても、多様な専門職の方々と連携する上で、この経験は必ず活かせると考えています。貴学の協調性を重視する教育方針のもとで、さらにその力を伸ばしていきたいです。」
なぜOK? 自慢話ではなく、具体的なエピソード(事実)を通して、そこから何を学んだのか、そしてその学びを医師としてどう活かしたいのかを謙虚に語れています。自分の強みをアピールしつつも、それが大学の教育方針と合致していることを示すことで、大学への理解と貢献意欲を同時に伝えることができるのです。
まとめ:良い例は「自分の言葉」で語るためのヒント
今回ご紹介したOK例は、あくまで一つの完成形です。大切なのは、これらの例文を丸写しすることではなく、その**「構造」や「考え方」**を参考に、あなた自身の経験や言葉で、オリジナリティのある志望動機を練り上げることです。
自己分析と大学研究を徹底的に行い、あなただけの物語を紡いでください。その熱意は、きっと面接官に届くはずです。
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