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【獣医学部受験】例文で学ぶ!面接官を惹きつける志望動機と、がっかりさせる志望動機
【獣医学部受験】例文で学ぶ!面接官を惹きつける志望動機と、がっかりさせる志望動機
獣医学部の志望動機について、「何を盛り込むべきか」という理論は分かっていても、いざ自分の言葉で書こうとすると「ただの動物好きアピールになっていないか…」と不安になる受験生は少なくありません。
そんな時に最も効果的なのが、具体的な「良い例(OK例)」と「悪い例(NG例)」を比較することです。良い例からは構成や表現のヒントを得て、悪い例からは「やってはいけないこと」を学びましょう。
この記事では、ありがちな3つのシーン別にOK例とNG例を挙げ、その違いを徹底解説します。ご自身の志望動機を客観的に見直すための「鏡」として、ぜひご活用ください。
シーン1:「動物が好き」で終わってしまっている
「動物が好き」という気持ちは全ての土台ですが、それだけでは志望動機として不十分です。なぜなら、面接官が知りたいのは「獣医師としての適性」だからです。
【NG例 ✗】
「私は小さい頃から動物が大好きで、飼っていた犬が病気になったとき、獣医さんに助けてもらいました。その優しい姿に憧れて、私も動物を助ける獣医師になりたいと思いました。貴学で一生懸命勉強して、たくさんの動物を救いたいです。」
どこがNG?
- 具体性がない: 「どんな病気?」「獣医師の何に憧れた?」が不明瞭で、誰にでも言えてしまう内容です。
- 獣医師である必要性が不明: 「動物を助ける」だけなら、動物看護師や愛護団体のスタッフなど、他の選択肢もあります。なぜ「獣医師」なのかが伝わりません。
- 大学への熱意が不明: 「一生懸命勉強して」という言葉だけでは、大学への熱意は伝わりません。
【OK例 ◯】
「私が獣医師を志す理由は、愛犬が患った**『僧帽弁閉鎖不全症』という心臓病の治療経験にあります。内科的治療の限界を目の当たりにし、再生医療などの新たな治療法の可能性に強い関心を持ちました。特に、貴学が付属動物医療センターで精力的に取り組んでいる『細胞治療科』の研究**は、私の目標達成に不可欠だと確信しています。入学後は、伴侶動物医療学研究室に所属し、将来的には循環器分野の専門知識を持つ臨床獣医師として、一頭でも多くの命を救いたいです。」
なぜOK? NG例の骨格はそのままに、具体的な情報を肉付けすることで、説得力が格段に向上しています。「僧帽弁閉鎖不全症」「再生医療」「細胞治療科」など、具体的な病名や専門分野に言及することで、あなただけのオリジナルストーリーとなり、大学への熱意と獣医師としての明確なビジョンが伝わります。
シーン2:大学への理解が浅く、誰にでも言える内容になっている
「なぜ、この大学なのか?」という問いに答えられない志望動機は、「うちの大学でなくても良いのでは?」と思われてしまいます。
【NG例 ✗】
「私は野生動物の保護に興味があります。貴学は自然に囲まれた素晴らしいキャンパスで、野生動物について学ぶのに最適な環境だと思いました。貴学の有名な先生方のもとで、たくさんのことを吸収したいです。」
どこがNG?
- 大学研究の不足: 「自然豊かなキャンパス」はアピールになりません。「有名な先生」も具体性に欠け、本当に調べてきたのか疑問に思われます。
- 受け身の姿勢: 「吸収したい」という姿勢は、「何かを与えてもらう」のを待っているようで、主体性に欠ける印象を与えます。
- ビジョンが曖昧: 「野生動物の保護」が具体的に何を指すのか不明瞭です。
【OK例 ◯】
「私は、人と野生動物の共存、特に**『人獣共通感染症』の制御に関わる獣医師になりたいです。貴学が〇〇(地名)でのフィールドワークを重視し、感染症学研究室の△△教授が主導する□□(ウイルス名など)の研究**で国内トップクラスの実績を持つ点に強く惹かれました。在学中は、**One Health(ワンヘルス)**の理念を深く学び、公衆衛生の観点から野生動物と人の健康を守る公務員獣医師として、社会に貢献したいと考えています。」
なぜOK? 「なぜこの大学か」という問いに対し、「自分の目標を達成するために、貴学の〇〇という環境が最適だから」という明確な答えを提示できています。具体的なプログラム名や教授の名前、「One Health」といった専門用語を盛り込むことで、付け焼き刃ではない、本気の志望であることが伝わります。
シーン3:職業理解が甘く、理想ばかりを語っている
獣医師の仕事は、可愛い動物と触れ合うことだけではありません。安楽死の決断や、飼い主との辛い対話など、厳しい現実への覚悟が問われます。
【NG例 ✗】
「私はとにかく動物が大好きで、彼らの純粋な瞳を見ていると癒されます。獣医師という仕事は、そんな可愛い動物たちに毎日囲まれていられる、私にとって天職です。辛い治療も、動物たちのためなら乗り越えられる自信があります。」
どこがNG?
- 職業理解の不足: 獣医師の仕事の厳しい側面(安楽死、飼い主との対立、死など)への覚悟が見えません。
- 感情論に終始: 「癒される」「可愛い」といった感情的な言葉が多く、科学的な視点や冷静な判断力が求められる獣医師としての適性に疑問符がつきます。
- 自己中心的な動機: 「自分が癒されたい」という動機に聞こえかねず、奉仕の精神が感じられません。
【OK例 ◯】
「私が獣医師という職業に惹かれるのは、言葉を話せない動物の状態を科学的根拠に基づいて正確に診断し、生命を救うという点に大きな責任とやりがいを感じるからです。飼っていた猫の最期を看取った際、飼い主への丁寧なインフォームド・コンセントを通じて、私たちの悲しみに寄り添ってくださった獣医師の姿に感銘を受けました。私も、動物の治療はもちろんのこと、飼い主の心にも配慮できるコミュニケーション能力を備え、動物と人の双方にとって最善の医療を提供できる獣医師になりたいです。」
なぜOK? 自らの体験から、獣医師には科学的思考とコミュニケーション能力の両方が必要であることを理解していると示せています。「インフォームド・コンセント」といった言葉を使い、動物だけでなく飼い主にも向き合うという、職業への深い理解と覚悟が伝わります。
まとめ:良い例は「自分の言葉」で語るためのヒント
今回ご紹介したOK例は、あくまで一つの完成形です。大切なのは、これらの例文を丸写しすることではなく、その**「構造」や「考え方」**を参考に、あなた自身の経験や言葉で、オリジナリティのある志望動機を練り上げることです。
自己分析と大学研究を徹底的に行い、あなただけの物語を紡いでください。その熱意は、きっと面接官に届くはずです。
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