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数学が苦手でも医学部へ!客観的データで見る、入りやすい私立大学
「医学部を目指したいけれど、数学がどうしても苦手…」多くの受験生が抱えるこの悩み。医学部入試において、数学は避けて通れない関門のように思われがちです。しかし、諦めるのはまだ早いかもしれません。私立大学医学部の中には、数学の配点が低かったり、問題が比較的標準的であったりと、数学が苦手な受験生でも合格の可能性を十分に探れる大学が存在します。
この記事では、客観的なデータに基づき、数学が苦手な人でも入りやすい私立大学医学部を、その理由とともに詳しく解説します。
「数学が苦手でも入りやすい」の3つの基準
一言に「数学が苦手」と言っても、そのレベルは様々です。そこで本記事では、「入りやすい」の基準を以下の3つのパターンに分けて考えます。
- 数学を完全に回避できる
- 出題範囲が狭い(数学Ⅲがない)
- 配点が低い、または問題の難易度が比較的穏やか
これらの基準に沿って、具体的な大学を見ていきましょう。
1. 数学を「選択しない」という選択肢がある大学
驚くことに、医学部入試でありながら数学を必須としない大学があります。数学から完全に離れて受験をしたい受験生にとって、最大の朗報と言えるでしょう。
帝京大学 医学部
- 入試方式・特徴: 英語は必須。その他、国語、数学、物理、化学、生物から2科目を選択します。3教科で受験可能であり、数学を選択せずに「英語・国語・理科」などで受験できるのが最大の特徴です。
- 偏差値(河合塾): 67.5
昭和大学 医学部
- 入試方式・特徴: 英語、理科2科目は必須。そして国語と数学から1科目を選択します。数学の代わりに国語(現代文のみ)を選択できるため、数学を避けたい受験生にとっては有力な選択肢となります。
- 偏差値(河合塾): 67.5
ポイント: 帝京大学は、5科目の中から得意な2科目を選べるため、戦略の幅が最も広い大学です。昭和大学も国語での代替が可能です。ただし、これらの大学に受験生が集中する可能性も考慮しておく必要があります。
2. 数学の「負担が軽い」大学(数学Ⅰ・Ⅱ・A・Bまで)
「数学は避けられないが、特に負担の大きい数学Ⅲは避けたい」という受験生は少なくないでしょう。医学部入試では数学Ⅲまでが出題範囲の大学が多い中、以下の大学は数学Ⅰ・Ⅱ・A・Bの範囲で受験が可能です。
東海大学 医学部
- 入試方式・特徴: 英語(100点)、数学(100点)、理科1科目(100点)で構成されます。数学の出題範囲が数学Ⅰ・A、数学Ⅱ・Bであり、数Ⅲは含まれません。標準的な問題が中心で高得点勝負になりやすい傾向があります。
- 偏差値(河合塾): 65.0
近畿大学 医学部
- 入試方式・特徴: 英語(100点)、数学(100点)、理科2科目(200点)で構成されます。数学の出題範囲が数学Ⅰ・A、数学Ⅱ・Bであり、数Ⅲは含まれません。
- 偏差値(河合塾): 65.0
金沢医科大学 医学部(後期試験)
- 入試方式・特徴: 後期試験において、数学の出題範囲が数学Ⅰ・A、数学Ⅱ・Bとなります。
- 偏差値(河合塾): 65.0
帝京大学 医学部(数学を選択する場合)
- 入試方式・特徴: 数学を選択した場合、出題範囲は数学Ⅰ・A、数学Ⅱ・B(数列・ベクトル)となります。
- 偏差値(河合塾): 67.5
ポイント: これらの大学は、数学Ⅲの学習に割いていた時間を、他の科目の強化に充てられるという大きなメリットがあります。特に東海大学は理科が1科目で済むため、科目を絞って対策したい受験生に向いています。ただし、出題範囲が狭い分、一問のミスが合否に大きく響く可能性があるため、基礎・標準問題の徹底した演習が不可欠です。
3. 数学の「配点が低い」または「難易度が穏やか」な大学
「数学も対策はするが、高得点勝負は避けたい」。そんな受験生には、数学の配点比率が低い大学や、問題の難易度が比較的標準的な大学が狙い目となります。
聖マリアンナ医科大学 医学部
- 入試方式・特徴: 英語(100点)、数学(100点)、理科(200点)、小論文(100点)、適性検査(100点)という配点です。総点600点に対し数学は100点と、配点比率が約16.7%と低く設定されています。
- 偏差値(河合塾): 65.0
東京女子医科大学 医学部
- 入試方式・特徴: 英語(100点)、数学(100点)、理科(200点)という配点です。河合塾の偏差値で見ると私立医学部の中では比較的穏やかで、数学も標準問題が中心とされています。
- 偏差値(河合塾): 62.5
岩手医科大学 医学部
- 入試方式・特徴: 英語(100点)、数学(100点)、理科(150点)、面接(50点)、小論文という構成です。偏差値が比較的穏やかで、数学の配点も理科より低くなっています。
- 偏差値(河合塾): 62.5
※配点は2025年度入試の情報に基づいています。変更される可能性もあるため、必ず各大学の最新の募集要項をご確認ください。 ※偏差値は河合塾の「医進塾」2025年度入試情報(2024年5月公表)を参考にしています。
注意点:医学部合格への道は決して平坦ではない
ここまで「入りやすい」大学を紹介してきましたが、忘れてはならないのは、どの大学であっても医学部の合格は非常に難易度が高いという事実です。
- 「入りやすい」は相対的なもの: あくまで他の医学部と比較しての話であり、決して楽に合格できるわけではありません。
- 基礎学力は必須: たとえ数学を避けたとしても、英語や理科で高いレベルの学力が求められます。苦手科目から逃げるのではなく、得意科目でライバルに差をつける戦略が重要です。
- 入学後も数学は必要: 統計学や物理化学的な考え方など、入学後も数学的な素養は様々な場面で求められます。受験数学が苦手でも、論理的思考力そのものを軽視してはいけません。
まとめ
数学が苦手というだけで、医師になる夢を諦める必要はありません。大学ごとの入試科目の特性や出題傾向を客観的なデータで分析し、自分に合った戦略を立てることで、合格の可能性は大きく広がります。
今回紹介した大学を参考に、まずは各大学の過去問に目を通してみてはいかがでしょうか。自分の学力と問題の相性を見極め、後悔のない志望校選びをしてください。あなたの挑戦を応援しています。
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