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【藤田医大】志望動機の作り方—「独創一理」とアドミッション・ポリシーを武器にする
こんにちは!オンライン学習塾 ゴウカライズです!
藤田医科大学の面接では「なぜ藤田を選んだのか」という志望動機と、アドミッション・ポリシーへの合致を具体的なエピソードで示すことが求められます。他の大学とは異なり、「APの(ア)〜(キ)から選んで、自分の経験と紐づけて説明せよ」という形式の質問が頻出するのが藤田の特徴です。この記事では、建学の理念「独創一理」の理解から、アドミッション・ポリシー各項目への対応まで、志望動機構築に必要な要素をすべて解説します!
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まずはまとめ記事で全体像をご覧ください。
「なぜ医師か」「なぜ藤田か」の基本構造
志望動機を考える際、まず「なぜ医師になりたいのか」という根本的な問いと、「なぜ数ある医学部の中で藤田を選んだのか」という問いを分けて整理しましょう。

「なぜ医師か」—原体験の整理
医師を志した動機は、受験生ごとに異なります。「家族の病気」「自身の入院体験」「医療ドキュメンタリーとの出会い」「医師である親の背中」など、きっかけは様々でしょう。重要なのは、その体験からなぜ「医師」という職業を選んだのか、論理的に説明できることです。
たとえば「祖父の入院時に医師の姿を見て感動した」だけでは、「看護師やソーシャルワーカーではなく、なぜ医師なのか」という疑問に答えられません。「医師として診断や治療方針を決定する立場で患者さんの人生に関わりたい」「医学研究を通じて新しい治療法を生み出したい」など、医師でなければできないことに言及することで説得力が増します。
藤田医科大学の教育目標には「独創的な学究精神を持った謙虚で誠実な医師を育成する」と掲げられています。単に臨床医になりたいだけでなく、研究にも関心があることを示せると、藤田の求める人材像との親和性が高まります。
「なぜ藤田か」—他大学との差別化
愛知県には藤田医科大学の他にも愛知医科大学があり、周辺地域にも私立医学部が複数存在します。面接官から「ほかにも医科大があるがなぜ藤田か」と問われた時に、説得力のある回答ができるかどうかが勝負の分かれ目です。
藤田医科大学を選ぶ理由として挙げられる具体的な要素は以下の通りです。
建学の理念「独創一理」への共感
「私たちの創造力を人々のために」という理念に共感したことを伝えましょう。ただし「共感しました」だけでは弱いため、自分の経験や価値観と結びつけることが重要です。たとえば「高校時代の探究活動で課題解決のために新しいアプローチを考えることにやりがいを感じた経験があり、『独創一理』の精神に強く共感しました」のように具体化します。
教育の三本柱への関心
藤田医科大学の教育目標には「リサーチマインドの涵養」「グローバル化」「最先端医療、地域医療、介護福祉を担える新医療人の育成」という三本柱があります。これらのいずれかに自分の関心を紐づけて語ることで、大学研究の深さを示すことができます。
具体的な教育プログラムへの魅力
**アセンブリ教育( **多職種との協働を学ぶ)、**スチューデントリサーチャープログラム( **自主的な研究活動)、海外連携大学での臨床実習など、藤田独自の教育プログラムに触れることも効果的です。ホームページで詳細を確認し、自分の興味と結びつけて語れるようにしておきましょう。
アドミッション・ポリシー完全攻略
藤田医科大学の面接において最も重要なのが、アドミッション・ポリシー(AP)への対応です。APは「入学を求める人物像」として(ア)から(キ)までの7項目が設定されており、面接では「この中から自分に当てはまるものを選び、具体的なエピソードで説明せよ」という質問が繰り返し出題されています。

APを使った質問のパターン
過去の質問報告から、APに関する質問には主に以下のパターンがあることが分かっています。
全項目から自由に選ぶパターン
「アドミッション・ポリシーの中で自分に当てはまると思う項目について、自分の過去の経験や高校の時のエピソードに沿って自由に話す」
上位項目から選ぶパターン
「アドミッション・ポリシーの中の上3つの中から自分が満たしていると思うものについて話しなさい」
「アドミッション・ポリシー(ア)〜(エ)の中から自分が適しているものを選び、具体的なエピソードを踏まえて理由を述べなさい」
下位項目から選ぶパターン
「アドミッション・ポリシーの中の下3つの中から自分が満たしていると思うものについて話しなさい」
「アドミッション・ポリシー(オ)と(カ)から自分が適していると思うものを選びエピソードを踏まえて理由を詳しく述べる」
このように、どの項目を指定されても対応できるよう、すべての項目についてエピソードを準備しておく必要があります。
AP各項目の分析と回答戦略
藤田医科大学のアドミッション・ポリシーは公式サイトの学科概要ページに掲載されています。受験前に必ず原文を確認し、正確な文言を把握しておきましょう。ここでは各項目の趣旨と回答戦略を解説します。
(ア)藤田医科大学医学部および藤田医科大学病院の理念を理解し、その発展のために尽くす決意のある人
建学の理念「独創一理」や病院理念への理解と共感を問う項目です。「なぜ藤田か」の回答と直結するため、事前準備が特に重要です。オープンキャンパスへの参加経験や、藤田の研究・教育プログラムへの具体的な関心を語ることで説得力が増します。
(イ)地域の健康と福祉に貢献する熱意を有し、そのための努力を怠らない人
地域医療への貢献意欲を問う項目です。地域枠受験者だけでなく、一般枠受験者も準備すべきです。地元でのボランティア活動、高齢者施設での経験、地域のお祭りやイベントへの参加など、地域社会と関わった経験があれば語ることができます。
(ウ)職業人として長く社会に貢献する意思のある人
医師として長期的に働き続ける意志を問う項目です。医師という職業への理解、生涯学習の姿勢、ワークライフバランスへの意識などが問われます。「医師になりたい」だけでなく、「どのような医師として長く働いていきたいか」というビジョンを示しましょう。
(エ)他の医療専門職と連携して、患者および地域住民の健康問題を解決するため、主体性を持って多様な人々と協働して学び、行動しようとする姿勢を有する人
チーム医療と多職種連携への適性を問う項目です。藤田の「アセンブリ教育」との親和性が高いテーマです。部活動でのチームワーク、グループワークでの役割、異なる立場の人と協力した経験などのエピソードが有効です。
(オ)誠実で協調性に優れ、柔軟な心と広い視野を持つ人間性あふれる人に成長していくための素直な心を持ち、努力を続けられる人
人としての成長意欲と素直さを問う項目です。失敗から学んだ経験、批判やアドバイスを受け入れて改善した経験、新しいことに挑戦した経験などが使えます。「謙虚で誠実な医師」という藤田の使命とも直結します。
(カ)自律的に自らの健康管理、社会規範の遵守ができ、計画的な行動と多面的かつ慎重な判断ができる人
自己管理能力と規範意識を問う項目です。受験勉強と部活動の両立、体調管理への意識、約束や締め切りを守る習慣などのエピソードが有効です。医師という責任ある職業に就くための基盤となる資質を示しましょう。
(キ)以下に代表される多面的で高い学力を有する人
この項目は英語・数学・国語・理科・地理歴史公民の各能力について詳細な記述があります。学科試験で評価される部分も大きいですが、面接では「なぜその科目が医師に必要か」という理解を示すことが有効です。たとえば「英語は医学論文を読むため」「国語は患者さんとのコミュニケーションのため」など、医師としての必要性と結びつけて語りましょう。
AP回答の具体例
ここでは、AP質問への回答例を示します。
質問:「アドミッション・ポリシーの中から自分に当てはまるものを選び、エピソードを交えて説明してください」
回答例 (多職種連携・協働を軸に)
私はアドミッション・ポリシーの(エ)「多様な人々と協働して学び、行動しようとする姿勢」の項目が自分に当てはまると考えています。高校2年生の時、課題研究で「地域河川の水質と微生物叢の関係」をテーマに研究を行いました。仮説として上流と下流で微生物の種類が異なると予想し、採水とプレパラート観察を繰り返しました。結果は予想と異なるものでしたが、その原因を考察する過程で科学的思考の面白さを実感しました。この経験から、医学においても単に知識を覚えるだけでなく、疑問を持ち検証していく姿勢が重要だと感じています。藤田医科大学のスチューデントリサーチャープログラムで、さらに研究能力を伸ばしたいと考えています。
この回答では、具体的なエピソード(課題研究の内容)、そこから得た学び(協働の重要性)、藤田との接続(アセンブリ教育)がすべて含まれています。
APで避けるべき回答パターン
AP質問でよく見られる失敗パターンを紹介します。
抽象的すぎる回答
「私はコミュニケーション能力が高いと思います。人と話すのが好きだからです」
→ 具体的なエピソードがなく、説得力がありません。どのような場面で、どのようにコミュニケーション能力を発揮したのかを示す必要があります。
自己アピールが強すぎる回答
「私はリーダーシップがあり、部活動では常に中心的存在でした。みんな私の意見に従ってくれました」
→ 協調性が感じられません。「仲間と一緒に目標を達成した」という姿勢を示すことが藤田の求める人物像に合致します。
藤田との接続がない回答
「高校時代にボランティア活動に参加しました。困っている人を助けることにやりがいを感じました」
→ エピソード自体は良いですが、なぜそれが藤田医科大学との適合性を示すのかが欠けています。藤田の理念や教育プログラムとの接続を明示しましょう。
志望理由アンケート(200字)の書き方
藤田医科大学では出願時に志望理由を200字程度で記入するアンケートがあるとの報告があります(募集要項にはありませんが、例年はこの設問があります)。
この内容は面接で深掘りされる可能性が高いため、面接で話す内容と一貫性を持たせながら準備しましょう。

200字で何を伝えるべきか
限られた文字数で最優先すべきは「なぜ他の医学部ではなく藤田なのか」という具体的な理由です。「医師になりたい」という動機だけでは差別化できません。藤田医科大学だからこそ学べること、藤田だからこそ実現できることを明確に書きましょう。
避けるべきは「貴学の教育に魅力を感じました」のような抽象的な表現です。代わりに「スチューデントリサーチャープログラムで早期から研究に携わりたい」「アセンブリ教育で多職種連携を実践的に学びたい」など、藤田特有のプログラム名や理念に具体的に言及することで、大学研究の深さを示せます。
もう一つ重要なのは、自分の経験や価値観と藤田の理念を接続させることです。たとえば「高校時代の探究活動で仮説検証の面白さを知り、リサーチマインドを重視する藤田の教育に共感した」のように書くと、なぜあなたが藤田に合っているのかが伝わります。単に大学の魅力を並べるのではなく、あなたの経験→藤田の特色→将来像という流れを作ることで、説得力のある志望理由になります。
200字アンケートの例文
高校の課題研究で水質浄化法を探究し、仮説を立てて検証する過程に強い関心を持ちました。この経験から、臨床だけでなく研究にも携わる医師を目指しています。藤田医科大学はスチューデントリサーチャープログラムで早期から研究活動に参加でき、「独創一理」の理念のもとリサーチマインドを育む教育が実践されています。将来は基礎研究の知見を臨床に還元できる医師になりたいと考えています。
この例文では、①自分の具体的な経験(課題研究)、②藤田の具体的なプログラム名(スチューデントリサーチャープログラム)と理念(独創一理)、③将来像(研究と臨床の両立)が明確に紐づいています。このように、あなた自身のストーリーと大学の特色を接続させることが、印象に残る志望理由のポイントです。
併願校について聞かれたら
「他に受けている大学は」「併願校との順位は」という質問も頻出です。嘘をつく必要はありませんが、伝え方には工夫が必要です。
正直に答えつつ藤田への熱意を示す
併願校を聞かれたら、正直に答えた上で藤田への志望度の高さを伝えましょう。
「愛知医科大学と藤田医科大学を受験しています。どちらも魅力的な大学ですが、藤田医科大学の『独創一理』の理念と、スチューデントリサーチャープログラムに特に魅力を感じており、第一志望として考えています」
併願校を隠す必要はありませんが、「どの大学に行っても構わない」という印象を与えないよう、藤田を選ぶ具体的な理由を添えることが重要です。
「だめだったらどうするか」への回答
浪人や再受験の可能性を問う質問もあります。この質問では、医師になることへの強い意志と、現実的な判断力の両方を示すことが求められます。
「もし今年ご縁がなければ、来年再挑戦するつもりです。ただ、だからといって今回の受験を軽視しているわけではありません。この一年間の学びを最大限に活かし、今年合格できるよう全力を尽くします」
まとめ
藤田医科大学の志望動機対策で重要なポイントを整理しましょう。
まず、建学の理念「独創一理」と教育の三本柱を正確に理解すること。これらを自分の言葉で説明でき、かつ自分の価値観と結びつけて語れるようにしておきましょう。次に、アドミッション・ポリシー(ア)〜(キ)すべてについてエピソードを準備すること。どの項目を指定されても対応できるよう、複数パターンの回答を用意しておくことが必須です。そして、志望理由200字アンケートを推敲しておくこと。面接で深掘りされることを前提に、一貫性のある内容を準備しましょう。
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