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岩手医科大学医学部の学費|6年間の総額・初年度納入・寮費と減免・貸与制度

公開 更新

情報確認日:2026年10月3日。金額は岩手医科大学の受験生向けサイトに掲載された内容をもとにしています。「編集部計算」と記した合計は、公式の掲載額を足し合わせた参考値です。学納金や制度は変更される可能性があるため、出願・入学手続の前に必ず最新の公式情報を確認してください。

結論:6年間の学納金は3,400万円、諸会費と1年次寮費を含めると3,533万円

岩手医科大学医学部の学納金は、学士編入学者選抜を除く現行の公式掲載額で初年度900万円、2年次以降は各年500万円です。6年間では3,400万円(編集部計算)になります。これに6年間の諸会費45万円と1年次の寮関係費用88万円を加えると3,533万円(同)です。この合計には、2年次以降の住居費・生活費、教科書代、交通費などは含まれていません。

負担を軽くする仕組みとしては、2027年度入学生から始まる成績上位者向けの学納金減免と、卒業後の勤務などを条件とする修学資金の貸与制度があります。減免は年ごとの成績で選ばれる制度で、貸与は条件を満たせない場合に返還が必要になりうる制度です。両者を区別して資金計画を立てることが大切です。

学納金の内訳と6年間の合計

学納金の公式ページに掲載されている医学部の金額は次のとおりです。対象は学士編入学者選抜を除く入試区分で、減免適用前の額です。

項目初年度2年次以降(各年)
入学金200万円―
授業料250万円250万円
実験実習費50万円50万円
施設整備費100万円100万円
教育充実費300万円100万円
合計900万円500万円

6年間の合計は、900万円+500万円×5年=3,400万円です(編集部計算)。将来、学納金が改定される可能性もあるため、入学する年度の募集要項で金額を確認してください。

諸会費と1年次の寮費

学納金とは別に、諸会費が初年度40万円、2年次以降は各年1万円かかります。6年間では45万円です(編集部計算)。

また、1年次は全寮制です。同じ公式ページに掲載されている初年度の寮関係費用は次のとおりです。

項目初年度の金額
入寮費8.8万円
寮費44万円
食費16.5万円
管理費18.7万円
合計88万円(編集部計算)

いずれも初年度分としての金額で、月額ではありません。学納金3,400万円、諸会費45万円、寮関係88万円を合わせた3,533万円が、公式掲載額から計算できる6年間の目安です。

初年度はいつ、いくら支払うのか

初年度の学納金900万円は、一括納入のほか、入学手続時550万円・9月下旬350万円の分割納入を選べます。一般的な納入では、入学手続時に諸会費40万円も別途必要です。学校推薦型選抜地域枠Aは奨学金の貸与時期を考慮した別の納入期日が設けられているため、該当する入試区分の案内を確認してください。

寮関係費用は一括・2回・11回の支払い方法が案内され、詳細は合格者へ通知されます。入学手続時に全額が同時に必要と決めつけず、具体的な期日は大学の案内で確認してください。2年次以降は、授業料に限って2回に分けて納めることができると案内されています。

2027年度入学生からの学納金減免制度

岩手医科大学は、医学部の新しい学納金減免制度を2027年度入学生から導入すると公表しています。

以下の金額表は、地域枠等の修学資金を受給していない場合の例です。

1年次(入学時)の減免

一般選抜(地域枠Cを含み、地域枠Dを除く)の入学試験成績の上位者が対象です。入学金200万円と諸会費は減免の対象外で、残りの700万円が減免対象額になります。

成績順位減免の内容減免額の目安
上位3名減免対象額の全額700万円
次の2名減免対象額の半額350万円

2〜6年次の減免

2027年度以降の入学生は、2年次以降、入試区分を問わず前年度の成績上位者が対象です。制度は入学年度から学年進行で適用されます。

成績順位減免の内容減免額の目安
上位3名減免対象額の全額500万円
次の2名減免対象額の半額250万円

減免制度の注意点

  • 入学時に6年間の減免が約束される制度ではなく、各年の成績で選考されます。
  • 上の金額は、大学が2026年度募集要項の学納金をもとに示した試算です。2027年度の学納金が変われば、減免額も変わる可能性があります。
  • 地域枠で修学資金の貸与を受ける場合は、減免対象額から年間の貸与額を差し引いて減免額を計算するとされています。減免と貸与をそれぞれ満額で受けられるわけではありません。

修学資金などの貸与制度

大学の「奨学金制度」のページでは、医学部向けに医師奨学資金や市町村医師養成資金などの貸与制度が紹介されています。ただし同ページには、前年度の内容であり変更の場合がある旨の注記があります。募集枠や貸与額は、その年度の各制度の募集要項で確認してください。

同ページで例示されている医療局や市町村の医師関係の資金では、医師免許を取得した後の2年間の臨床研修を含め、指定された勤務などを貸与を受けた期間の1.5倍行う仕組みが紹介されています。単純に計算すると6年間借りた場合は9年相当ですが、条件や期間の数え方は制度ごとに異なる可能性があります。

種類お金の性質主な注意点
学納金減免(大学)支払う学納金が減る年ごとの成績で選考。入学金・諸会費は対象外
修学資金などの貸与借りるお金。条件を満たせば返還免除の仕組みがある勤務地や進路に制約。条件を満たせない場合は返還が必要になりうる
大学外の奨学金・ローン制度により異なる各実施機関で条件と、大学の制度との併用可否を確認

貸与制度は学費の負担を大きく変えうる一方、卒業後の働き方にも関わります。利用するかどうかは、将来の進路や勤務地についての希望と合わせて、本人と家族で検討してください。

家計表は3つに分けて考える

資金計画を立てるときは、金額の確かさが違うものを混ぜないことが大切です。編集部は次の3つに分けて整理する方法を提案します。

区分含めるもの金額の扱い
①初年度の支払い学納金900万円、諸会費40万円、寮関係88万円一括・分割や入試区分別の納入期日を確認
②2〜6年次の大学納付金2年次以降の学納金各500万円、諸会費各1万円公式掲載額。改定の可能性あり
③未確定の生活費2年次以降の住居費・生活費、全学年の教科書代や交通費など家庭ごとに見積もる

①と②を合計したうえで③を加えます。初年度も、寮関係費用だけで身の回りの出費がすべて賄えるわけではありません。減免や貸与は、選考や採用が決まるまで確定しません。まずは受けられない場合でも計画が成り立つかを確認し、そのうえで減免や貸与を受けられた場合の差額を別欄で計算しておくと、見通しを誤りにくくなります。

大学・貸与元に確認しておきたいこと

  • 減免、貸与、大学外の奨学金を併用できるか。併用した場合の減免額の計算方法
  • 休学や留年をした場合の、減免・貸与・勤務期間の扱い
  • 返還免除の条件を満たせなかった場合の返還額、時期、方法
  • 寮関係費用と諸会費の支払時期と方法
  • 入学する年度の学納金が、現在の掲載額から変わっていないか

分からない点は推測で埋めず、大学や各制度の窓口に直接確認しましょう。

よくある質問

6年間でいくらかかりますか

公式掲載額から計算すると、学納金だけで3,400万円、諸会費と1年次の寮関係費用を含めて3,533万円です。2年次以降の生活費などは別に必要です。

成績上位で減免を受ければ、6年間ずっと免除されますか

いいえ。2〜6年次は前年度の成績で毎年選考されるため、継続は保証されていません。

寮費は月にいくらですか

公式ページの掲載は初年度分の金額で、本記事では月額への換算はしていません。必要な場合は大学に確認してください。

以前この記事で見た金額と違うのはなぜですか

本記事は全面的に改訂し、減免制度の金額や貸与制度の説明などを、確認日時点の公式情報に合わせて改めました。

まとめ

岩手医科大学医学部の学納金は6年間で3,400万円、諸会費と1年次の寮関係費用を含めると3,533万円です(いずれも公式掲載額からの編集部計算)。2027年度入学生からは成績上位者向けの減免制度が始まりますが、毎年の選考であり、貸与を受ける場合は減免額が調整されます。貸与制度は勤務などの条件と返還の可能性を理解したうえで、最新の募集要項を確認して検討しましょう。

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