準備:長さと内積
OA=(3,0,0)、OB=(32,32,31)、OC=(2,1,2) より、
∣OA∣2=9,∣OB∣2=94+94+91=1,∣OC∣2=4+1+4=9,OA⋅OB=2,OA⋅OC=6,OB⋅OC=34+32+32=38.
(i)
∣OB∣=1、∣OC∣=3 だから、
cosθ=∣OB∣∣OC∣OB⋅OC=1⋅38/3=98.
(25) は 8、(26) は 9 である。
(ii)
OB と OC は平行でないので、3点 O, B, C は1つの平面を定める。
この平面の法線ベクトルを n=(a,b,c) とする。
n⊥OB、n⊥OC より、
2a+2b+c=0,2a+b+2c=0.
2式の差をとると b−c=0 である。
a=1 とすると、b=c と 2+3b=0 から b=c=−32 となる。
平面は原点を通るから、その方程式は
x−32y−32z=0.
(27) は 2、(28) は 3、(29) は 2、(30) は 3 である。
補足通る点を代入して確かめる
B を代入すると 32−94−92=0、C を代入すると 2−32−34=0 となり、どちらも満たします。
(iii)
AP=sOB−OA だから、
∣AP∣2=s2∣OB∣2−2sOA⋅OB+∣OA∣2=s2−4s+9.
よって、∣AP∣=s2−4s+9 であり、(31) は 4、(32) は 9 である。
(iv)
同様に、AQ=tOC−OA だから、
∣AQ∣2=9t2−12t+9.
長さは 0 以上なので、∣AP∣=∣AQ∣ は ∣AP∣2=∣AQ∣2 と同じである。
両辺を平方完成すると、
(s−2)2+5=(3t−2)2+5⟺(s−2)2=(3t−2)2.
よって、3t−2=s−2 または 3t−2=−(s−2) であり、
t=31sまたはt=−31s+34.
(33) は 1、(34) は 3、(35) は 1、(36) は 3、(37) は 4、(38) は 3 である。
(v)
PQ=tOC−sOB だから、
∣PQ∣2=s2∣OB∣2−2stOB⋅OC+t2∣OC∣2=s2−316st+9t2.
(39)(40) は 16、(41) は 3、(42) は 9 である。
(vi)
条件は、∣AP∣=∣AQ∣ かつ ∣AP∣2=∣PQ∣2 と同じである。
(iv) の2つの場合に分けて調べる。
t=31s のとき
∣PQ∣2=s2−916s2+s2=92s2.
∣AP∣2=∣PQ∣2 より s2−4s+9=92s2、すなわち
7s2−36s+81=0.
判別式を D とすると 4D=182−7⋅81=324−567<0 なので、実数解はない。
t=34−s のとき
∣PQ∣2=s2−916s(4−s)+(4−s)2=934s2−136s+144.
∣AP∣2=∣PQ∣2 より 9(s2−4s+9)=34s2−136s+144、すなわち
25s2−100s+63=0.
これを解くと、
s=2550±502−25⋅63=2550±537=510±37.
このとき、t=34−s=1510∓37(複号同順)である。
以上より、求める組は
(s, t)=(510+37, 1510−37), (510−37, 1510+37).
補足3辺の長さを計算して確かめる
求めた組では s−2=±537、3t−2=∓537(複号同順)です。
(iv) の式から ∣AP∣2=∣AQ∣2=2537+5=25162 となります。
小数で計算すると s≒3.2166、t≒0.2611 のとき、∣PQ∣2≒6.48=25162 で、3辺の長さが一致します。
別解
(iv) の平方完成の形を活かし、u=s−2、v=3t−2 とおく。
∣AP∣2=u2+5、∣AQ∣2=v2+5 で、∣AP∣=∣AQ∣ は v=u または v=−u である。
また、s=u+2、3t=v+2 より、
∣PQ∣2=s2−916s⋅3t+(3t)2=(u+2)2−916(u+2)(v+2)+(v+2)2.
v=u のとき、∣PQ∣2=92(u+2)2 である。
92(u+2)2=u2+5 を整理すると 7u2−8u+37=0 で、4D=16−259<0 より実数解はない。
v=−u のとき、(u+2)(v+2)=(2+u)(2−u)=4−u2 だから、
∣PQ∣2=2u2+8−916(4−u2)=934u2+98.
934u2+98=u2+5 より u2=2537、u=±537 である。
s=2+u、t=32−u に戻すと、本解と同じ2組が得られる。
問題データ